明治の青年の悩みの理由?:「煩悶青年」から明治史を語る(2023.2.20)イベントレポート
こんにちは、学問バーKisi 店長の豆腐です。
今回は2/20に行われたイベント「明治の青年の悩みの理由?:『煩悶青年』から明治史を語る」のレポートをお送りします。
日替わりバーテンダーを務めてくださったのは、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化コースの博士課程に在籍されている高原さんです。
自己紹介にも書かれているように、なんと高原さんは計17年もの間、学生として大学に籍を置いてこられたとのこと。
2006年に東京大学文科I類に入学されたのち、2014年までに法学部の3つのコース(第二類:公法コース→第三類:政治コース→第一類:私法コース)を卒業し、そののち大学院総合文化研究科に進学され、今に至るという道筋を辿っておられます。
そのような特殊な境遇にあることの悩ましさ(高原さんもご自身の歩みを振り返って「どんどん訳がわからなくなっている」とおっしゃっています)と、明治後期の青年たちの煩悶を重ね合わせつつ、高原さんは当時の思想史について研究されているとのお話でした。
彼らはなぜ思い悩むようになったのか? ひいては、人は何によって煩悶へと突き動かされていくのか?
その必ずしも単純ではないメカニズムを明らかにすることは、現代の私たちの生き方について考える時の手がかりにもなりうるように思います。
高原さん、あらためて今回はありがとうございました!
最後に、当日の発表資料へのリンクを掲載しておきますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
以下の有料部分では、具体的な議論の内容や、日替わりバーテンダーの高原さんに執筆いただいたレポートの全文を掲載しております。
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