丸わかり! 学問バーKisi日替わりバーテンダーの応募方法
こんにちは、学問バーKisi 店長の豆腐です。
今回は「日替わりバーテンダーの応募方法」ということで、そのやり方についてあらためてご説明します。
「そもそも日替わりバーテンダーって何? 何をすればいいの?」というところも詳しくご説明しますので、ぜひご一読ください!
そもそも日替わりバーテンダーって何?
当「学問バー Kisi」は、毎日さまざまなアカデミシャンの方を日替わりバーテンダーとしてお店にお迎えし、日々異なるテーマ・分野についてアカデミックな会話を楽しんでいただくお店です。
日替わりバーテンダーの役割とはずばり、その日一日学問バーにスタッフとして立っていただき、ご自身の専門分野や研究テーマをベースに、来店したお客さんとコミュニケーションしていただくことです。
バーテンダーとは言いますが、お酒を作れたり飲めたりする必要はまったくありません。
ドリンクの提供やお店の開け閉め、会計や片付け作業といったバーとしての運営は、基本的にはスタッフに一任いただいて大丈夫です。
もちろん「お酒を作るのが得意なので、ぜひドリンク提供もやらせてほしい!」といった方には多少のお手伝いをお願いすることもありますが、お酒を作れない方や飲めない方でもまったく問題ありません。
むしろ日替わりバーテンダーの方にお願いしたいのは、ご自身の研究分野・テーマについて知識や考えを存分に披露していただき、お客さんとの会話にどんどん花を咲かせていただくことです。
専門分野や所属の異なる方やアカデミックなバックグラウンドを持たないお客さんとのコミュニケーションを、とにかく楽しみ尽くしてください。
学問バーだからこそ生まれる刺激的な会話や思わぬ化学反応をお客さんに味わっていただくことが、日替わりバーテンダーさんの何よりの務めです。
もちろん日替わりバーテンダーさんご自身にも、学問バーでの経験から今後の知的研鑽に資する何かを持ち帰っていただければ、これほど嬉しいことはありません。
日替わりバーテンダーにはどんな人がなれるの?
基本的には現役の大学院生や研究者の方、もしくは大学院卒の方を対象として募集を行っています。
むやみに学歴にこだわるわけではありませんが、やはり大学をはじめとする公的な研究機関で一定の知的研鑽を積んでこられた方であることが望ましいです。
なお、学部生の方であっても、研究者としてのキャリアを志して日々勉学に励んでおられる方や、勉強中の分野に関して豊富で幅広い知識を有しておられる方であれば、積極的に日替わりバーテンダーをお願いしていきたいと考えています。
学部生の方の場合、勉強中の内容や研究予定のテーマに関して応募時のやりとりで詳しくお話を伺い、日替わりバーテンダーをお任せできそうかどうか検討させていただきますので、ご応募の際はその点ご承知おきください。
どうやって応募するの?
当店のX(Twitter)アカウントにDMにてご連絡いただくか、メール(kisi.academic@gmail.com宛)にてご応募ください。
いずれの手段でご連絡いただいた場合にも、当店のスタッフが数日中に確認のうえお返事させていただきます。
ご連絡いただく際には、
①ご所属の研究機関(大学名など)
②ご専門の分野
③ご研究のテーマと概要
④お店に立ちたい日程の候補
を書き添えていただけると、以後のやりとりがスムーズになります。
候補日程については当店のイベントカレンダーをご確認いただき、空欄になっている日の中からご都合のよい日を(できれば複数)ご選択ください。
日替わりバーテンダーをお願いすることが決まった後は、スタッフとやりとりして当日のイベントタイトルを決定していきます。
打ち合わせのうえ、しっくりくるものを決めていきましょう。
応募後〜当日は何をすればいいの? 持ち物などは必要?
告知について
イベントの開催が決まったら、ぜひとも積極的な告知をお願いいたします。
X(Twitter)などSNS上での発信ももちろん、学校関係のご友人や所属コミュニティのお仲間など、すでに面識や交流のある間柄の方々へのお声がけもぜひ積極的に行うようにしてください。
「知り合いばかりが集まる内輪のイベントになってもつまらないな……」と思う気持ちもよくわかりますが、やはりイベントは水物、確実に足を運んでくれるお客さんの存在は非常に重要です。
ぜひ周りの方々への勧誘を、さらに言えばイベント情報の拡散協力の依頼も、積極的に行っていきましょう。
実際、事前告知をしっかり行ってくださった方のイベントほど、お客さんが多く集まっています。
中には素敵なフライヤーを自作してイベント告知を行ってくださる方もおり、そういった方のイベントはやはり注目も集まりやすい印象があります。
SNS上での告知は、イベント開催が決まった直後のみならず、開催の1週間前、3日前、前々日、前日と、数回にわたって念入りに行うことが望ましいです。
自分はどういう人物なのか(所属や研究テーマ、関心事など)、当日はどういったテーマについて話せるのか、どういう人に来てほしいのかといった、具体的な内容を盛り込めるといいでしょう。
当日の動き
当日は、基本的にはイベント当日の開店時間(基本的には18:00)までに来店いただき、閉店時間(基本的には23:00)まで接客=お客さんとの会話をしていただくだけでOKです。
会話のネタになりそうな書籍や資料などがあれば、ご自身の判断で持ち込んでいただいてかまいません。
「何かネタがあったほうが喋りやすいなぁ」「喋り一つで丸5時間乗り切るのはキツいかも……」といった方は、適宜ご準備ください。
また、当店はプロジェクターとホワイトボードを完備しておりますので、「営業時間の一部をプレゼン形式でのトークに充てたい」「必要に応じて映像資料を流しながら喋りたい」といったご要望があればご相談ください(パソコンなどの機器はなるべくご自身でご用意をお願いします)。
注意点を挙げるとすれば、営業時間中まるまる講義形式で喋りっぱなしのようなかたちにはならないほうが望ましいです。
お客さんの話にも耳に傾けて(時に脇道に逸れることも厭わず)双方向的にコミュニケーションしたり、議論が白熱しすぎてその場にいる人たちが疲弊しないよう小休止を適宜設けたり、「みんなが疲れないように」という心がけを持っておくことはとても大切です。
当店のスタッフのほうでもある程度ファシリテーションは行いますが、日替わりバーテンダーさんのほうでも意識しておいていただけますと幸いです。
無事その日の営業が終了しましたら、当日の売上に応じた謝金をお支払いします。
また、その日の営業中の様子やお話の内容に鑑みて、次回以降のイベントのブッキングや定期的なイベント開催についてお声がけをさせていただく場合もございます。その際はぜひ前向きにご検討くださると嬉しいです。
以上、学問バーKisiの日替わりバーテンダー応募についての詳しいご説明でした。
お店に立ってみたい学生や研究者の皆さん、X(Twitter)のDMかメール(kisi.academic@gmail.com)より、どしどしご応募お待ちしております!