ウェビナー:フィリピンの革命家たちの汎アジア主義、1872-1912年
本日、ケンブリッジ大の研究員、ニコル・クウンジェン・アボイティズ博士のオンラインブックトークに出席したので要約したものをアップする。シンガポール国立大のアジア研究所主催のイベントだ。彼女は、イェール大で東南アジア史の博士号を取り、インテレクチュアルヒストリーを専門にしている。今回は、今年出版された彼女の初めての本、”Asian Place, Filipino Nation: A Global Intellectual History of the Philippine Revolution, 1887-1912 (Columbia University Press, 2020)についてのお話。
以下要約。(実際の手元に本があるわけではないので、必ずしも正確な要約とは言えないかもしれない。)
ここから先は
2,727字
アジア研究、特に東南アジア研究の前線の話がかじれます。
それから、大手の出版局・大学出版局から本を出すことを目標にしてる人たちには参考になる内容があると思います。良い研究を良い本にするためのアドバイス、出版社との交渉、企画書の話など。
きしぉう博士のアジア研究ノート
2,020円
きしぉう博士が書いたアジア研究や歴史学関連の2020年10月から2021年1月までの有料記事の全てが読めるマガジンです。
よろしければサポートお願いします。活動費にします。困窮したらうちの子供達の生活費になります。