【保存】教採合格したら4月までにやること5選
こんにちは。
今日は、「【保存】教採合格したら4月までにやること5選」
このテーマでお話しします。
◆この記事の対象◆
・教員採用試験に合格した。
・4月から学校現場で働く。
・初心を思い出したい先生。
◆この記事でトクすること◆
・3月まで安心して過ごせる。
・4月から頑張ろうと思える。
・今日やることが明確になる。
教員採用試験二次試験の合格発表が始まっています。9月~10月は採用試験発表の時期ですね。
合格した方、本当におめでとうございます。
晴れて夢だった職業に就くことができるわけです。
4月からの自分を想像してワクワクしている反面、不安もあるでしょう。
今日は、「教員採用試験を合格したけど、4月までになにをすればいいの?」という質問にお答えします。
目次です。
①アルバイト
②読書
③趣味
④ボランティア
⑤旅行
①アルバイト
これはもうすでに、している人も多いでしょう。
アルバイトはやっておくべきです。
自分の力でお金を稼ぐことを知っておくことが大切だからですが、他にもアルバイトで得てほしい力があります。
【アルバイトで本当に得てほしい力その①】
☆時給で働く意識を身につける
教師になったら、時給で給料は計算されません。月給が固定されていて、その中で自分の力を発揮することになります。
もちろん一般的には「高い」と言われている水準ですよ。
ということは逆に言うと、時間を気にせずにいつまでも、どれだけでも働けるということになります。
平日に残業したり、土日に出勤したりしないと間に合わないという人も多いのが現実です。
今のうちにアルバイトをして、時給で働く意識を身につけましょう。
それはつまり、時間意識を身につけるということです。
時間の意識が身に付いていたら、効率的に仕事を進めるクセが身に付きます。
教育は効率ばかりを追い求めてはいけないとは言いますが、効率を重視しなければ、全てを全力でやると身を滅ぼす職業です。
「時間は有限だ」という意識をもって、仕事にあたってください。
補足しますが、「時間に厳しく」というのは「時間がきたら仕事が終わっていないけど無責任に放り出して帰っていい」というわけではないので注意しましょう。
【アルバイトで本当に得てほしい力その②】
☆効率的に仕事を進める
どんなアルバイトでも、「仕事を進める」ということは必ず求められます。与えられた条件や時間の中で最大限の結果を出すことが大切です。
そのために、目の前の仕事はもっと効率的にできないか、いつも考えながら仕事をしましょう。
例えば次のようなことです。
・よく使うアイスの在庫が取り出しにくいところにあるので、時間のロスが発生している。思い切って在庫の配置換えを店長に提案してみよう。
・パソコンで毎回、メールアドレスや住所を打っている。単語登録をして時間短縮をしよう。
・次の時間帯の人への引き継ぎがうまくできていないみたいた。引き継ぎノートを作って、なにが起きたか、重要事項はなにかをだれが見てもわかるように記録するようにしよう。
このように、ちょっとの工夫で効率化を図ることはできます。あなたが気付いたら、それはもう問題が発生しているということです。
自分で出来ることならすぐやってみる。許可が必要なら上長(店長やリーダー、マネージャー)に相談をしてみましょう。
「常に効率化」の意識で働くことは、学校現場で間違いなく役に立ちますよ。
②読書
社会人の平均の勉強時間を知っていますか?
なんと、6分です。6分ですよ?
短すぎますよね。
まあそれぐらい、社会人は忙しいということです。
ということは、逆に勉強すればするほど、人と差別化をできるということです。
みんながしていないから、勉強すればいい結果出せるよ、と教えてくれているデータに思えます。
そのためにオススメなのが読書です。
読書が苦手な人も、薄い本でいいから始めてみましょう。
なぜか。
教育現場では情報はほぼ全て、「活字」で得ることになるからです。
・職員会議の資料
・指導書(先生用の教科書文字びっしり)
・教育書
・引き継ぎの諸資料
活字にあふれていて、活字から情報を得ることができなければ、もうそれはつまり、仕事ができないことを意味するのです。
また、活字から子どもの姿や先の未来をイメージする想像力も必要です。
それらの力を全て伸ばせるのが、「読書」です。
学校現場に立ったら、目の前の仕事がたくさんあるように感じて、読書をする余裕すらなくなる人が多いです。
「面白そうな本があるけど、長い休みになってから読もう」と、楽しみを先延ばしにする人もいるぐらいです。
活字は、人間がもっている素晴らしい文化です。
字があるから、孔子や孟子の教えも数千年の時を超えて、知ることができるのです。
苦手な人は、得意になれとは言いません。
苦手意識がなくなるぐらいにはなりましょう。
そのためには、読書です。
いきなり分厚い本やベストセラーを読めとは言いません。
わたしもそんな本は苦手です。
好きな分野の本でいいです。
芸能人のエッセイやスポーツの本、マンガでもいいです。
とにかく、「5分でも読書をする」というクセを身につけましょう。
そのクセは、現場でも必ず活きます。
大抵の学校では、「朝読書」の時間があります。
その時間に子どもと一緒に読むと、いい時間になりますよ!
③趣味
これはあえてざっくり書いています。
あなたの趣味はなんですか?
上に書いたバイト、読書が趣味でもOKです。
他にも、ギター、ピアノ、ドライブ、バイクいじり、ゲーム、貯金、掃除・・・・
なんでもOKです。
わたしの知人に、「名言集め」という趣味の人がいました。
また、「詩吟」が趣味という人も。(し、しぶい・・・・)
人に見せるものでなくても構いません。
趣味とは、あなたがそれをしていると時間を忘れて没頭して、リラックスできるものです。
「学校現場に立ったら時間がなくなるから、今のうちにたっぷりしておきなよ。」と言いたいわけではありません。
時間なんて作ろうと思えばいくらでも作れます。
そうではなくて、
心の安定を取り戻すものをもっておこうと言いたいのです。
学校現場はいろいろなことがあります。
同僚や保護者、子どもからの心ない言葉に、精神的にまいってしまう人。
うまくいくと思ったのに失敗が続いて立ち直れなくなる人。
思ってた理想とちがって、現実に打ちひしがれる人。
15年の教職経験で、わたしはいろいろな人を見てきました。
わたし自身も、心が疲れたことは何度もあります。
しかし、そんなときに助けてくれるのが「趣味」です。
趣味に打ち込んでいる時間は、あなたという人間を上向きにさせてくれます。
あなたの心が平穏に戻るなら、それはいい趣味です。
趣味を見つけて、ぜひ打ち込んでください。
「趣味がない」という人は、いろいろなことに手を出してみて、自分に合う趣味を見つけましょう。
あ、パチンコや競馬、競艇などのギャンブルはあまりオススメしませんので、それ以外のもので見つけてくださいね。
④ボランティア
次は「ボランティア」です。
やったことがある人も、ない人も、4月までに1回はやってみましょう。
アルバイトとちがってボランティアは無償です。
自主性が求められるのがボランティアです。
いえ、自主性しか求められません。
お金の発生しない仕事で、自分の心はどう感じるのか。
それを体験してください。
「お金なんて関係ない!」と思って頑張れるのか
「お金がないと頑張れない」と思うのか
どちらにしろ、そう感じるのはあなたの心です。
そんな自分を知っておくことは、4月からの現場でとても有効です。
自分という人間を知れるので、自己理解の幅が広がるからです。
今はネットにたくさんのボランティア情報があります。
アクティボ https://activo.jp/
ヤフーボランティア https://volunteer.yahoo.co.jp/
この2つのサイトで、近くのボランティア情報を探してみてください。
これまでボランティアをやったことがない人は、必ずやってください!
⑤旅行
最後は旅行です。
卒業の記念に友達と旅行することもあるでしょう。
それでOKです。
くわえて、一人旅もオススメです。
コロナも心配ですが、県外への移動は国が「Go to トラベル」を実施しているので、あまり気にしすぎず行けるようになってきました。
時間が許せば、行けるだけ行ってほしいと思います。
今は「Go to トラベル」もあって安くいける場所が多いです。
なぜ旅行がいいか。
それは、非日常を体験して考えや視野の幅が広がるからです。
新しい考えをする自分に気付きます。
今まで気にしていなかったことに気付きます。
そして、その経験を子どもや同僚に話すことができます。
旅行は人生経験です。したらした分だけ、あなたという人間が深みを増していきます。
学校現場に入っても旅行に行くことはできますが、いわゆるカレンダーどおりの休みになります。
土日やお盆、正月といった世間が休みの時しかまとまった休みがとれないので、旅行に行きたいと思ったときには、混んでるシーズンしか行けなくなってしまいます。
繁忙期の旅行は、人は多いし、料金は高いです。
しょうがないと言えばしょうがないのですが、現場に立つまでの今は、学割を使えたり平日の安いときに行けたりします。
その特権は大いに活用しましょう!
はい、ということで今日は、『【保存】教採合格したら4月までにやること5選』というテーマでお話しました。
①アルバイト
②読書
③趣味
④ボランティア
⑤旅行
この5つでしっかりとエネルギーをためて、人間としての深みを作り、満を持して4月を迎えられるといいですね!
4月からあなたに担任をしてもらえる子が、幸せと感じるような、そんなステキな先生になってください。
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