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中学2年「住みよい社会に」【社会参画、公共の精神】の指導案はこうする!

こんにちは。
今日は
中学2年「住みよい社会に」【社会参画、公共の精神】の指導案はこうする!
このテーマで教材解説をします。

「働き方改革」が教育界でも叫ばれています。
教師の仕事はとても多く、
多忙です。

教師の本来の仕事はなんなのか、
忘れてしまうほどです。

しかし、そもそも「働く」ことは
どんな意味があるのでしょうか。

働く意義について、
考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。


1 教材について

C 主として集団や人との関わりに関すること
「社会参画、公共の精神」
目標・・・・・社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め、公共の精神をもってよりよい社会の実現に努めること。

「住みよい社会に」(東京書籍)

2 内容項目と教材

中学生にとって、監視カメラは身近なもので
自分ごとの問題です。

これまで他人事だったことが、
今回の教材で自分ごとになるわけですから、
真剣に考えることでしょう。

社会との境目がわからなくなりそうな教材ですが、
道徳で狙うことをはっきりさせておきましょう。

道徳で監視カメラを扱う意味は、
目標にもあるとおり
「社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め」ることです。

では、どうすれば、意識と自覚を高められるのか。

それは「知る」ことです。
自分がこれまでいかに監視カメラのお陰で、
安心・安全な生活を送ってこれたのかを
実感することで、自然と参画意識が高まってくるでしょう。

身の回りには、意外と監視カメラが使われている場所は、たくさんあります。

これらは、それぞれ誰にとって意味があるのか。
多くの人に意味があるものなのかを、
1つずつ考えてみる活動は有効でしょう。

例えば、
監視カメラを校門に設置している学校があります。
この監視カメラの設置を決めたのは誰でしょうか。
この監視カメラの設置は正しいでしょうか?
怒る人はいないでしょうか?

今まで当たり前のように思ってきた監視カメラについて
じっくりと考えてみるのです。

すると、「人によって捉え方が違う」
「立場によって、平等なようで不公平なものもある」と
気づくでしょう。

ここからが授業の本質です。

では、監視カメラの設置をする際は
どんなことが大切なのか。

監視カメラを設置するときとしない時では
どんな差があるのか。

監視カメラを導入するべきだ
監視・管理はやめるべきだ

こういった考えを一旦フラットにして
真っ白な頭で考えてみたいですね。

3 導入

T:教師 C:子ども

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