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中学3年「よみがえれ、日本海!」【自然愛護】の指導案はこうする!
こんにちは。
今日は
中学3年「よみがえれ、日本海!」【自然愛護】の指導案はこうする!
このテーマで教材解説をします。
今日は「自然愛護」です。
Dの視点なので、
まとめは無理に言葉にしなくてもいいです。
なぜなら、D「生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」は
言葉にすると安っぽくなるからです。
このDの視点に関しては、
知っていること、当たり前のことを
深く再確認する意識でいましょう。
そして授業の終末は、
余韻を大切にしてください。
他の視点のようにきれいに終わるわけではない。
オープンエンドがマストな内容項目であることを
覚えておいてくださいね!
では、解説です!
1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ
順番に解説します。
1 教材について
D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
「自然愛護」
目標・・・・・自然の崇高さを知り,自然環境を大切にすることの意義を理解し,進んで自然の愛護に努めること。
「よみがえれ、日本海!」(東京書籍)
2 内容項目と教材
・「自然愛護」で一番覚えておいてほしいのは、
『人と自然は、共生している。』ということです。
・人は自然に対して
「守ってあげる」「自然を保護する」
と言いますが、
それは自然より人の方が立場が上
という前提の考え方です。
・果たして本当にそうでしょうか?
自然より人の方が偉い存在なのでしょうか?
こう聞かれると、考えたことのないことですので、
深く考えたくなります。
・では逆に、自然の方が人より偉いのでしょうか?
人は、自然を崇めて手を加えてはいけないのでしょうか。
なんだか、それも極論で違う気がします。
・人と自然、どちらが上ということはなく、
対等であり、共生する立場なのです。
・「よみがえれ、日本海!」では、
事故で海に流出した重油を
たくさんのボランティアの方の手できれいにする、という話です。
・なぜ、ボランティアの人達は
コツコツと果てしない作業を続けたのでしょうか。
それは、「地域を愛する心」があるからです。
しかし、それでは
郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度
になってしまいます。
今回は「自然愛護」なので
自然に目を向けましょう。
人の力が到底及ばない力を、自然はもっています。
海に重油が流れていて、
「海が死んだ」という表現まで出てきました。
でも、人の手で少しずつ少しずつ
重油を取り除いていくことで
最終的にきれいな海が戻ってきました。
海の景色や自然生態、
その働きが全て目には見えないため、
人はその自然の力の大きさに
助けられたり、恐れたりするのです。
・それは、「自然の偉大さ」という言葉で
見事に表現されています。
人の力の及ばない、
想像を超える自然の働きを知ったり
考えたりしたとき、
人は「自然の偉大さ」を知り、
『大切にしよう』という思いを高めていくのです。
・そして、その根本にあるものは、
『人と自然は、共生している。』
ことです。
この考えの上に成り立っていることを、
押えておきましょう!
3 導入
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