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1年「学校を休んだ」【よりよい学校生活】の指導案はこうする!

こんにちは。
今日は『1年「学校を休んだ」【よりよい学校生活】の指導案はこうする!』
このテーマで教材解説をします。

今回の内容項目のキーワードは
ズバリ「想像力」です。

これだけを押えれば、
この内容項目は恐くありません。

難しいことほど、シンプルに考えられる人は、
思考がスッキリしている証拠です。

この記事を読んだら、
きっと頭がスッキリすることでしょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。

1 教材について

C 主として集団や社会との関わりに関すること
「よりよい学校生活、集団生活の充実」
1・2年の目標・・・・先生を敬愛し、学校の人々に親しんで、学級や学校の生活を楽しくすること。

1年生「学校を休んだ」(日本文教出版)

あらすじ
みきやくんは学校を休んだ。
あさごはんにおかゆを少しだけ食べると、いつも学校にいくじかんになった。
テレビを見ていると、学校でべんきょうがはじまる時間になった。
「先生、げんきかなあ。」と思った。
お昼のうどんを食べながら、「今日の給食はなにかなあ。」と思った。

そろそろみんなでうんどうじょうで遊ぶ時間です。
「みんなおにごっこをしているんだろうな。ぼくもやりたかったな。」

夕方、先生から電話がかかってきた。
「先生が心配してくださっていたわよ。」とお母さんが教えてくれた。
みきやくんは、ランドセルに明日のよういを入れました。

2 内容項目と教材

集団の帰属意識

「学校を休む」ということは、子どもにとっては大きな出来事です。
ふだんは元気で、めったに休んだことのない子にとっては、
かなり珍しいできごとでしょう。

みきやくんは欠席して、一日中学校のことを想像しています。
これは、クラスや学校への帰属意識の現れです。

朝登校し、
先生と会話し、
給食を食べ、
友達と遊ぶ。

それが当たり前になっていたことを、欠席して実感したのです。

学校という組織の中で自分が生活していることを感じる
よい機会になったのです。

いい想像=学校が楽しい

みきやくんは、学校のことを想像しています。
しかも全て、「いい想像」です。

これは、ふだんの学校生活が楽しいことの証ですね。

先生の心配
給食の献立の想像
遊ぶ姿の想像

学校に対して楽しいイメージがないと、
こんな想像にはならないでしょう。

ふだんから、楽しい学校生活を送っていることがわかります。

集団の一員としての自覚が高い

このことから、みきやくんは集団の一員としての自覚が高いと言えます。

学校での勉強や遊び、給食など楽しいことを考えている。
自分もその中に当たり前のように入っている。

クラスや学校という集団の中に自分が所属している自覚が高いということです。

もし自分だったら

では、ここからどんなことを学べばよいのでしょうか。

ズバリ、「自分が欠席したらどんなことを思うか」を考えてみましょう。

欠席したことのある子ならわかるでしょうし、
欠席をしたことのない子も、
これから起こるかもしれないその日のことを想像してみるのです。

学校に行けない事実
勉強ができないこと
給食が食べられないこと
みんなで遊べないこと
先生とお話できないこと

これらが全てできないと知ったとき、
どう思うかを想像してみることで、
自分の学校への帰属意識を高めることができます。

3 導入

T:教師 C:子ども

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