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中学3年「加山さんの願い」【社会参画、公共の精神】の指導案はこうする!

こんにちは。
今日は
中学3年「加山さんの願い」【社会参画、公共の精神】の指導案はこうする!
このテーマで教材解説をします。

「働き方改革」が教育界でも叫ばれています。
教師の仕事はとても多く、
多忙です。

教師の本来の仕事はなんなのか、
忘れてしまうほどです。

しかし、そもそも「働く」ことは
どんな意味があるのでしょうか。

働く意義について、
考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。


1 教材について

C 主として集団や人との関わりに関すること
「社会参画、公共の精神」
目標・・・・・社会参画の意識と社会連帯の自覚を高め、公共の精神をもってよりよい社会の実現に努めること。

「加山さんの願い」(東京書籍)

2 内容項目と教材

仕事をする意義は、主に次の4つです。

①仕事の対価をもらう社会的意義
②物を生産するによる文化・生産的意義
③人を助ける貢献的意義
④自分のスキル・知識が向上する自己研鑽的意義

加山さんが仕事をする意義は、どれに当てはまるでしょうか。
ボランティアですから③でしょう。

しかし、それだけでしょうか?
加山さんの思いが変化したことも考えると
④の自己研鑽的意義も入るでしょう。

あまり欲張らず、①と②はまた別の機会で考えるとしましょう。
全てを扱わなくて大丈夫です。
では、③貢献的意義と、④自己研鑽的意義では、
どちらの方が加山さんの気持ちとしては大きいでしょうか。
子どもたちと考えてみたいですね。

貢献的意義の方が大きいとなれば
結局は「やってあげている」ということになるのでしょうか。
自分から言い出したボランティアだから、、という理由で本当はやりたくないことをやっているのでしょうか。
また、自己研鑽的意義の方が大きければ、
効率的にお世話をする方法を探っていくのでしょうか。

ちょっと極端ですが、このように極論で子どもに問い返しをすることで、
子どもは「いや、それはちがう!」「うーん」などと立ち止まり、
思考が活性化されます。
これが道徳の面白さです。
また、③貢献的意義と④自己研鑽的意義のどちらが大きいか、という問いに
結論を出すことが目的ではありません。
「どちらが大きいか」という問いに向かっていく過程の思考が大切なのです。
だから、極論で問い返しをして子どもの思考を活性化させることが大切なのです。

3 導入

T:教師 C:子ども

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