6年「スイッチ」【善悪の判断,自律,自由と責任】の指導案はこうする!
こんにちは。
6年「スイッチ」【善悪の判断,自律,自由と責任】の指導案はこうする!
このテーマで教材解説をします。
今回の内容項目は、
Aの視点「善悪の判断、自律、自由と責任」です。
な、長い・・・。
そして難しそう・・・。
大丈夫です。
この項目は、3つに分けると
理解が早いです。
①善悪の判断
②自律
③自由と責任
この3つのうち、
どれかに必ず重点が置かれます。
今回の教材の重点はなにか、
それが決まれば、
8割は授業計画ができたも同然です!
では、解説です!
1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ
順番に解説します。
1 教材について
A 主として自分自身に関すること
「善悪の判断、自律、自由と責任」
5・6年の目標・・・・自由を大切にし、自律的に判断し、責任のある行動をすること。
6年生「スイッチ」(光村図書)
あらすじ
「もうすぐ中学生になるのよ」
最近の母の口ぐせ。
「家にいるときくらい、自由にさせてほしいよ」と佐希は思った。
「まったく、佐希のやる気スイッチは、いつ入るのか」
母のため息が聞こえた。
今日は、年に1度の芸術鑑賞会の日。
今年は、ダンスパフォーマンスを見た。
ダンスは様々な人がいっしょになっておどっていた。
私は、いつしか前のめりになって見入っていた。
ダンスが終わった後、質問タイムが設けられた。
5年生の一人が元気に手を挙げた。
「どうして、こんなにすごいダンスができるんですか」
「練習しかないですね」
次の質問は
「どうすればプロのダンサーになれますか?』
「プロダンサーは資格試験があるわけでもない。こうすればなれるという道もない。
自分で自分の生き方を決めることができる自由を楽しんでいます」
この言葉を聞いて、自分の心の中で確かにスイッチが入ったのを感じた。
2 内容項目と教材
「自由と責任」に重きを置く
この教材は、内容項目にある
①善悪の判断
②自律
③自由と責任
のうち、③自由と責任に重きを置いて考えましょう。
主題に「自由を実現させる心」とあるので、わかりやすいですね。
内容項目にによっては、このように重きを置いて考えることで、
授業の組み立てがしやすくなり、ブレなくなります。
・「希望と勇気、努力と強い意志」
・「正直、誠実」
・「公正、公平、社会正義」
これらの内容項目は、何に重きを置くかを考えて授業を組み立てるかを、
まずは考えましょう!
本当の自由とは?
この教材では、「本当の自由」を考えたいですね。
本当の自由とは、なんでしょうか。
シンプルに、「人・未来のことを考えた行動」が自由です。
もっというと、先を予想して、何が起きても自分で責任をとれること。
これが本当の自由なのです。
佐希は、ダンサーの人の話を聞いて
胸を打たれます。
「自分の生き方に責任をもつ覚悟も必要でした」
「自分で自分の生き方を決めることができる自由を楽しんでいます」
と言っています。
自由には責任がつくものなのでしょうか?
自分の生き方なのだから、責任は考えずに自由に選択してもいいのではないのでしょうか。
子どもたちと考えてみたいですね^^
ポイントとしては
本当の自由とは、相手や未来のことを考えること。
この点を押さえて、授業をしましょう^^
3 導入
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