長崎の撮影終了。
伯父が長崎にすんでいて、三菱重工にずっと勤めていた。具体的になんの仕事をしていたかは知らない。
伯父が働いてたかもしれない工場のほど近くにある工場で、今日は1日撮影だった。少し気温が下がったとはいえ工場内はものすごく暑く、苛酷な環境での1日撮影立会い。
終わった時には全身が汗でびたびた、トイレで下着含めて全部着替えさせてもらったくらい。化粧なんて全部はげ落ちて、貸与された防塵メガネには汗の塩がついた。
撮影後、事務所に上がる階段から長崎港が見えた。
伯父ももしかしたら、汗まみれでこんな風景を幾度も見たのかもしれない、と思って、妙に静かな気持ちになった。
帰ったら、写真を添えて手紙でも書こう。久闊を叙して。
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