2021_1024_本読み
10月24日(日)は、
山崎
『声で楽しむ日本の詩 和歌・俳句篇』大岡信/谷川俊太郎 編、岩波書店
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「秋来ぬと目にはさやかに〜〜」とか「久方の光のどけき〜〜」が、良く知っている歌でした。百人一首すらよく知らない山崎なので、教科書で読んだのでしょうか、きっと多分。
前回の『銀の匙』には僧正遍昭や蝉丸が出てきたけれど、今回の和歌でまさに二人が出てきてました。別の本を読んでいても何かしらシンクロするのが、持ち寄って読んでいる楽しさの一つでもあります。
こいでさん
『架空と現実 埴谷雄高対話集』埴谷雄高 著、南北社
文学創造の秘密
夢の世界のリアリティ
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昨日読んだ20の質問で、一番好きな時間は半睡半醒の時間だということだったのを思い出す、夢への興味を語っていました。起きている時の自分は「主辞」としての自分で、夢の時の自分は「賓辞」と呼ばれてました。
人間のほとんどは、普通には意識できない部分に存在している、という感覚は、すごく正しいと感じますし、文学することでそこに届こうとしているのに、興味があります。
はやしさん
『いつかあなたをわすれても』桜木 紫乃 著、オザワ ミカ 絵
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こんな絵本もあるんだな、と思いました。
(ボケ始めている?)祖母、母、娘、が描かれていました。
すごく統一感のある、文、絵、装丁、でした。その中で、見返しの深く濃い赤が印象に残りました(こんな場合に、図書館の本だとジャケットを外した表紙が眺められないのが残念に思いました。)
めいさん
『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
5、言語運用力の格差
(3)言語学習および伝達の労力の減免
「ネイティブ」同士・非「ネイティブ」同士の格差
(1)ネイティブ同士の格差
(1281~1304/3674)
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同じ英語ネイティブでもフィリピンのとアメリカ合衆国の教養層のとでは、格差がつけられています。この評価の違いを社会言語学では「威信」と呼ぶそうです。初めて知りました。「威信にかけて」とかいう時の言葉としては知っていましたが、それが学術用語にそのまま移されていると奇妙な実感があります。
きよもとさん
『銀の匙』中勘助 作、新潮文庫
十九 二十
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今回も色々の「口調」とでもいうべき表現が印象的でした。
ぽっぽどり(多分鳩のこと)、ごろすけ(フクロウ)、
さむなったにつづれさせ(コオロギ?の聞きなし)。
(青物屋を)きめつけた
地びたについてしまう
こっとりとついている
などなど。