2021_1007_本読み

10月7日(木)は、

山崎
『声で楽しむ日本の詩 和歌・俳句篇』大岡信/谷川俊太郎  編、岩波書店
はじめに(ⅰ~ⅶページ)


この間まで、きよもとさんの読んでくださっていたのの、和歌・俳句篇を読むことにしました。

去年からzoom音読してきて、声に出して読むとそれぞれとても違った感覚を受けるということに気づきました。

例えば、
安冨さんの「ドラッカーと論語」は前に読んですごく面白いと思い、音読したのですが、回を重ねていくと音読しにくい感覚が強まっていきました。

このzoomの1時間枠で、時間に余裕があったら読むことにしていた、チャペックの中野好夫訳を読んだ時、明確に流れるように読めるが、すごく気持ちよく感じました。

そんなことから、和歌や俳句というあまり馴染みのないものを音読したらどんな感じだろうか、と興味がわいたということです。




こいでさん
『誤動作する脳』樋口真美 著、医学書院
Ⅲ 時間と空間にさまよう
美しい糸で編まれてゆく時間
  なぜ別れ際が寂しくないのか
  時間は時計のようには進まない
  「忘れた」と記憶障害は違う
  美しい修復作業

普通には、ありえないような事態なので、想像ができないです。時間の長さを感じることができないので「久しぶり」とか「次の会うのはいつだろう」という感覚が失われている、というのです。

大変だろうな、とぼんやり想像します。

とともに「時間」という感覚も、脳が作っているのだな、と思いました。
当たり前にある感覚が、実は脳の精妙な働きでできてるものなのだなと思います。
全てはたくさんの人の暗黙の無意識の合意によって出来上がってる幻とも考えられるのですね。




めいさん
『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
4、共通語の限界
国際ニュース三つのバイアス
(1066~1077/3674)

普段に見聞きする国際ニュースは、
自分たちに意味のあるニュースを選んで自国に発信する自国化バイアス。
英米からの視点で世界を見る、英語圏バイアス。
身内ではなく外に向けた情報である、国際語バイアス。




きよもとさん
『銀の匙』中勘助 作、新潮文庫
六まで

でろれん祭文とか、色々の風物が出てきました。中勘助は1885年(明治17年)生まれなので、1890年頃の神田の諸々ということになります。




はやしさん
『うちってやっぱりなんかへん?』
トーリル・コーヴェ 作、青木順子 訳、偕成社

ノルウェーのアニメ作家の絵本で、元々はアニメーションだったようです。そのアニメは、モールトンって自転車がどんな素晴らしいか、というもの?
色々検索したくなりました。

楽しかったのは、
親が「これだ!」と思ってこどもに着せてる服を、当のこどもはあんまり気に入ってない、ということはしばしば(どころほとんど?)ある、ということ(マリメッコみたいな北欧柄の素敵っぽいワンピースを「私」は全く着たくはないのです)。

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