2022_0908_本読み
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冒頭の写真:
注目しだすと、目に入ってきますね。また別のちいさいアサガオ発見。
ハート型の葉、少し藤色の入った白い花、そして白い葯、が特徴。
が、それにぴったりのものが探しだせず。
(マメアサガオってのがあるけど、葯の色が違う。マルバアメリカアサガオで白花のがあるのかな?)
まあ、ヒルガオ科サツマイモ属は確かです。
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9月10日(土)は以下を読みました。
『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著
福岡伸一 訳
早川書房
第 12 章 脳の中の風船 388ページまで
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コンピュータの爆発的発達を作ったのは、「マウス」というハードウェアができたことで生まれたソフトウェア。これが高度になってGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)になっていきます。(ちゃんと理解していませんが、なんとなくはわかります。)
脳では、ハードウェアの進化は脳のサイズの増大など、目だたない形で着々と進んでいました。
では、アナロジーで考えて、GUIにあたるソフトウェアは何か?
それは「言語」だと書いていました。
言語と聞くとワクワクする最近の山崎ですので、この本の最後の最後になって、いよいよ来たな、という感じです。
(音読した人:山崎)
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『畏るべき昭和天皇』 松本健一 著
新潮文庫
天皇の戦争責任その二
民族の「常なる心(コモンセンス)」
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この人が文化勲章に値するのかどうなのか、についての天皇の意思表示。
それは開戦前の午前会議で、明治天皇の歌を朗読した意思表示と通ずるものであり、著者は、コモンセンス=常なる心、と表現していました。
山崎には「良識」という言葉が浮かびました。ちょっと意味のパンチがないですがね。
(音読した人:こいでさん)
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『塩一トンの読書』 須賀敦子 著
河出文庫
小説の中の家族
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ナタリヤ・ギンズブルグの『マンゾーニ家の人々』の紹介、続く。
こいでさんの「孔子のせいだね」のひとこと。
どういうことかというと、「親孝行」などの道徳で固めた家族(というより「家」という方がしっくりくるかも)のスタイルって、儒教をうまく使って国家を仕切るそのためのものだった、ということ。
このストーリーではそういった国が仕切りやすい「家族」が崩れた以後の、みんながもっと「地」に返った状態の人間が描かれてる、と思いました。
(音読した人:きよもとさん)
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『学問のすゝめ』 福沢諭吉
解題 小泉信三
岩波文庫
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7編の最後で、赤穂浪士事件のことに触れた部分に関して。
全く触れてもいない楠木正成を引き合いにだした「楠公権助論」というものが流布して、今で言う「炎上」になったことが書かれていました。
ところで権助って何だろう。
Wikipediaで調べて、落語における、定型キャラクターの一人、とわかりました。
真面目で融通が効かないためにドジをふむ田舎出の使用人、という役柄。
(日本の文化を知らないなぁ、と今日もまた思わされました。。。。それだけに本読み、楽しいですね。)
(音読した人:めいさん)