2021_1016_本読み
10月16日(土)は、
山崎
『声で楽しむ日本の詩 和歌・俳句篇』大岡信/谷川俊太郎 編、岩波書店
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6首ずつ読んでいます。解説を読むと、ああ、そういう状況でこういうことを思った歌なんだな、とわかりますが、そのわかり方が、芯に迫らないというか、表面的に意味を理解した、という感じのままです。音を楽しんで行こう、と思います。
めいさん
『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
5、言語運用力の格差
(3)言語学習および伝達の労力の減免
「違い」が生み出す効果
(1219~1242/3674)
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言語経済学者のグランはイギリスが英語によって得ている利益は少なくとも年100億ユーロ、というものすごい数字が出ています。いかに言語による優位が大きいか、がわかります。そして、非英語圏の圧倒的不利を見るところから私たちは出発するしかないです。
きよもとさん
『銀の匙』中勘助 作、新潮文庫
十三
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お多福のことはおたさん、「まぶして」は「まぶって」になるなど、江戸言葉は短くなる傾向かな、と思いました。
はやしさん
『かたれやまんば : 藤田浩子の語り 』
藤田浩子 述、藤田浩子の語りを聞く会 編集
から「橋役人」
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はやしさんの読みが、語りのように自然でした。この藤田浩子さんは福島県なので、茨城出身のはやしさんには近い感じの音のようでした。
こいでさん
『死霊』埴谷雄高 著、河出書房
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今日も「死者の電話箱」のところです。
すでに『死霊』を読んでる方が、なんとなく教えてくださるところによると、
数人の登場人物(三輪与志、首猛夫ら。やっとこの二人の名を把握しました)がひたすら哲学的はなしを繰り広げるのが『死霊』という小説?らしいです。1940年代に第3部までが書かれ、1970年代に再開された後が極端に難解になったとのこと。この電話箱の件は第5部。
読み手のこいでさんは、ひたすら思考実験をしているような小説、とも言ってらしたかな。
はやしさん
『遊遊漢字学 中国には「鰯」がない』阿辻 哲次 著、日本経済新聞社
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党、という漢字の旧字の話が面白かったです。カマドが黒い(=使われてる)、ということから、家の集落、同じ意見を持つものの集まり、みたいな風に全然意味が変わって行ってしまうんですね。