2022_0519_本読み
<921字>
冒頭の写真:
これこそ、ほんとにヒメジョオンです。
ハルジオンから2〜3週遅れて、今が満開です。ハルジオンより、だいぶ少ない印象です。
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5月19日(木)は以下を読みました。
『虹の解体』
リチャード・ドーキンス 著
福岡伸一 訳
早川書房
序文
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なかなかに、皮肉混じりのくどくどしい序文で、これから始まる「黒白はっきりつける」と想像される展開が楽しみになります。
なんとなく、イギリスっぽいな、と感じましたが、袖の略歴を見ると「ナイロビ生まれ」とありました。当時ケニアはイギリスの植民地だった、とのこと。なるほど。
(音読した人:山崎)
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『セラフィナせんちょうになる』
ロラン・ド・ブリュノフ 作、石津 ちひろ 絵
BL出版
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キリンの船長とワニとカエルとウサギとカンガルーが、一つのヨットで遊びに行くお話。
食べたり食べられたりはしなくて、みんなでバーベキューをします。
つまり、みんな人間で、そういうあだ名の姿をしてるっていう感じですね。
こどもってもしかしたら、こんなふうに遊ぶのかもしれないな、と思いました。
(音読した人:はやしさん)
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『目の見えない人は世界をどうみているのか』
伊藤 亜紗 著、光文社
第3章 運動 見えない人のからだのつかい方
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興味深い話題がいっぱいでした。
ダイヤログインザダークという真っ暗なビルの中を協力しあいながら歩き回るアミューズメント施設では、自分が見えないことによって「透明人間感」を感じてしまうこと。
「見えない人」において足は、進むとか支えるという役だけでなく、探るという役を大きく担っている、ということ。
(音読した人:こいでさん)
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『本の中の世界』
湯川秀樹 著
岩波新書
「ラッセル放談録」
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山崎は、ラッセルの本は読んだことが無いです。ただ恐ろしく論理的な人、という印象を持っています。ほぼ、『合理的な神秘主義』(安冨歩、青灯社)で読んだラッセルの印象からそう思っています。
湯川さんは、ラッセルと聞き手の「哲学とは」「科学とは」というやりとりを本当に楽しそうに、直訳といいながら抜き書きしていました。
現在は日本語訳がでていて『ラッセルは語る』(みすず書房)という本です。
(音読した人:きよもとさん)