2021_1010_本読み

10月10日(日)は、

山崎
『声で楽しむ日本の詩 和歌・俳句篇』大岡信/谷川俊太郎  編、岩波書店

人麻呂の歌をふくむ数首を読みました。最初2回読んで、解説?附言?を読んで、もう一度読む、という風にしました。
短さに慣れないので、まだ味わえない感じです。




こいでさん
『誤動作する脳』樋口真美 著、医学書院
「できる」と「できない」を両手に抱えて
  傷んだ丸木橋の上を歩く
  自分を頼るのをきっぱりやめる
  記憶を外部化することでストレスを減らす
  サバイバルスキルは人それぞれ 
  私のお守り

小見出しを上のように列記すると、今日のところは随分共感することが多かったです。著者の自己紹介を読んでいただいて、山崎と同い年と知りました。




めいさん
『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
5、言語運用力の格差
(1)言語的な権威
(1114~1165/3674)

英語が第一言語でない研究者が英語で論文を書く場合、相当に英語ができても、ネイティブによるチェックなしには論文にすることは困難、という現実を、やはり著者の実体験を語りながら説明してくれました。




きよもとさん
『銀の匙』中勘助 作、新潮文庫
九、十

「弱い子だにかねしとくれよ」という伯母さんのことばが印象に残りました。
江戸でないようなことのことば使いは、伯母さんはどこの出身かな、と思いました。
それを言うと、確か千葉?という声が出ていました。





はやしさん
『わたし、お月さま』
青山 七恵 著、 刀根 里衣 絵、NHK出版

読後の感想で、アポロが月に行った時の、作家たちの感想に「それはそれ、文学は文学」という感覚を表明することが多かったと、きよもとさんが説明してくださいました。

例えば「かぐや姫」の中の月と、人が宇宙服を着て科学の力で降り立った月とのイメージのギャップを感じている、ということだと思います。

この本はそれが溶け合ってる感じがありました。

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