2022_0511_本読み
<1460字>
冒頭の写真:
少なくとも、中央付近の
四つは四つ葉。
↑ 音読すれば「よっつはよつば」ですが、
見ようによっては「よつはよつは」ってなるのが、おも四ろい。
↑ の行、よが四つ。
( 家族から、おやじギャグの酷さが増した、と言われる近頃。自覚しています。どうして、おやじになるとそうなるのでしょうか)
シロツメクサの四つ葉、こんなに密集してるのは初めて見ました。あと二つくらい四つ葉だと思うの写ってるけれども、画面外にもさらに二つくらいありました。
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5月11日(水)は以下を読みました。
「数学と生成文法」
黒田成幸 文
『新・自然科学としての言語学』 福井直樹 著、ちくま学芸文庫
に、付録として収められている文章
6 文法の過程観・構造観と「説明的妥当性の彼方に」
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音読しながら、声とは別にことば使いを山崎にもわかりそうなものに置き換えながら理解を試みてます。
過程は文を読んでその流れを見てることで、
構造は文の単語のつながりが図示されてる、
というようなことかな、と空想しました。
「説明的妥当性の彼方」は、著者が副題に使っている「メルヘン」ということばのニュアンスを感じます。原語の beyond explanatory adequacyは、どうなんでしょうか。
(音読した人:山崎)
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『学問のすゝめ』
福沢諭吉 著、岩波文庫、
九編 学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文
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九編を読み終わりました。
諭吉さんの、ただ衣食住事足りて生きているだけじゃだめだ、という叱咤激励が、明治初期の、誰もが「なんとかせねば」と意欲に満ちていた時代を思わせるのではないか、と思いました。
それで考えてみました。
山崎は1962年生、あと三ヶ月で60です。
諭吉さんは1835年生。127年差。
一世代25年として五世代。
五世代前というのを自分にわかるように言い換えてみると
曽祖父の祖父っていうことですね。
(曽祖父は知ってるので、これでなんとか想像の範囲に入ってきます。)
こう考えてみると、随分遠い時代、と感じます。(125年、と思うと「わずか」感があるのに。)どっちにしても、その間に、ものすごくいろんなことがありましたね。
(音読した人:めいさん)
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『ゆめみるどうぶつたち』
イザベル シムレール イラスト、石津 ちひろ 訳
岩波書店
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さまざまな動物の見るだろう「夢」を想像して書いていました。
それぞれ面白いな、と思って聞いている内に、
眠ってる時に夢を見る、ってほんとうに不思議だな、
と改めて思ってしまいました。
(音読した人:はやしさん)
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『本の中の世界』
湯川秀樹 著
岩波新書
「近世畸人伝」途中から最後
「墨子」
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やはり、湯川さんが印象を言うように、現代の方が「変な人」は少ない、とは感じます。でも中身を開けてみれば、一人一人が相当に違うというのは事実だと思います。どっちにしても、これはフワッとしたお話でした。
山崎にとって、墨子は名前しかしらない人です。諸氏百家の時代(春秋戦国時代、紀元前8世紀から紀元前3世紀)いろいろな考えをする人がいたんですね。
湯川さんによれば
〈墨子は青年期的であり、同時に西洋的なものに一番近いように思われる〉
だそうです。
(音読した人:きよもとさん)
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はい。11日の書き出し、以上。
↓ いろいろあって、ほとんど停止状態の、製本アーティストとしての山崎のサイト。はやく手を入れて、発進したいです。
今、香港ブックアートフェスにも、作品参加してますが、そこらへんも自分ウェブに全然書いてないです。
まあ、ぼちぼち。です。
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