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今年作った気に入っている曲 3選 (実在ソング編2020)

依頼いただいて作った中で、特に気に入ってる曲3つです。

1.『アベプラ木曜日のテーマ 〜Just Memories Of You〜』


Abema Prime木曜日に主演した際、サビ部分だけを持っていき歌ったら
「翌週のOPで使うので1分半ぐらいにできますか?」と聞かれ、一週間(実質6日)で歌詞やその後の展開を作りました。

限られた時間でのひらめき、ゆえの良さがあり気に入っています。
歌詞は2人でめちゃくちゃ考えたり考えなかったりしました。歌入れまで3日しかなく、大急ぎで考え寝かせ修正しました。

ここまで数年、架空とはいえセルフ締め切りを意識して作っていたので、ひらめく筋肉は割とできており、
この機会に6日間でこの曲が出来て「割と作曲の筋肉ムキムキかも」と、若干うぬぼれることが出来ました。

曲の雰囲気は90年代〜2000年のSMAP風をやりたくて、歌割りも二人だけどSMAPの5人・6人のように賑やかに!と思って歌いました。
細かな歌割りを事前に決めず、それぞれがフルでレコーディングしてから、必要な部分を使う、つんく体制下での黄金期モーニング娘。スタイル

結果的にタニケンの歌の、若干の草なぎ剛感が良いスパイスになった
と思います。(ご結婚おめでとうございます)

そして翌週のOPで、かかったにはかかったのですが、トラブルで正しいテンポ・キーで放送されず…(回転数落ちた感じになってた)
その時は結構切なかったですが、振り返ってみると良い経験でした。
生中継も楽しく、反響もかなりあったので、改めてこういった機会を与えてくれた方々に感謝しています。

かなり気に入ってるんで、いつかなにかの機会に生で歌いたい!

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2.『蒲田のことを配信するラジオ』エンディング ジングル

マニアフェスタ Vol.4で向かいのブースだった「蒲田マニア」の、おにぎりちゃんから依頼をもらって、
蒲田の魅力を発信するRadiotolk用のOP/EDのジングルを作ることに。

話し合って、OPはAMラジオ風・EDはFMラジオ風それぞれ15秒でということになりました。

EDが特に気に入ってます。
おにぎりちゃんから「通勤のとき聞いてるFM Yokohamaのジングルの雰囲気で」という、具体的なイメージの共有があったので、
FM Yokohamaのジングル集をめちゃくちゃ聞いたり、小学生のとき浸ってた地元北海道のFM局・Air-Gのジングルを改めて聞き直したりしました。

FMラジオのジングルで、外国人コーラス隊が、日本語で地名とかを歌ってるのが好きなので、

『蒲田のことを配信するラジオ』を無理やり英文っぽく書き下し、
「Come at town no cut world. Hi-Things through radio.」とし、
googleで直訳したら「町のノーカットワールドに来てください。ラジオでこんにちは。」になり、
“街の魅力を余すことなくラジオで伝える”という意味でそうズレてないかも?と思ったのでこれで歌いました。

コーラスは全部やなせ一人で多重録音し、オクターブ3声とハモリ2声の五人ぶんが入ってます。濁りがないように何度も自分なりにチェックしたつもりですけど、ノイローゼ気味で作ってたから濁ってるかもしれない。

コード進行もひねりながらなるべくシンプルに、と考えました。
結果的にFMっぽくなったし色んな音が入ってて、珍しく、自分でも何回も聞き直してしまう曲です。

「作る前に一度、蒲田に行ってみよう」ということで、おにぎりちゃんに連れられ蒲田の街を散歩したのも、緊急事態宣言前の世の中での良い思い出。サムネイル写真もその散歩のときに撮ったもの。


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3.マルシェルのテーマ


goo blogのサービス「マルシェル」のCMソングとして依頼をいただき作りました。
初の実在CMソング。29歳の終わり・20代の終わりにそんな思ってもみないことがあって嬉しかった。

仮段階で3案出していて、採用されたのは1案目です。

2案は80年代の山下達郎氏が手掛けたCMソングっぽいやつ
3案はなぜかスタジオで閃いて、すみれセプテンバーラブ風で作りました。

結果1案を選んでもらって良かったな〜と思っています。
そしてボツ案2つもかなり気に入っているので、いつかどこかで歌ったりしたい。

粗もありますが、実在CMソング1発目にしては、CMソングらしい出来になり良かったと思います。
聞いた方々も喜んでくれて嬉しかったです。
goo blogのキャラクター、メルちゃんが踊ってるバージョンも登場し「こういうのも作ってもらえんだな〜」と素朴に思いました!笑 かわいい

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番外.『超ひま理論』


街角狸研究家 むらたぬきさん・片手袋研究家 石井さんのコラボ曲に、やなせがボーカルとコーラスで参加した曲。自作曲じゃなくソロで参加したので番外としましたが、この曲も気に入っています。

基本的にずっと自分の曲を録ってきたので、誰かが作った曲に参加すること自体があまりなく、人の書いた歌詞を歌うのも何年ぶりかのことでした。
自作曲と違った頭を使い、歌とコーラスに徹してレコーディングするのは新鮮で面白かったです。

コロナ禍での閉塞についての歌詞は、もしかしたら当時よりこの年末のほうが響くかも?
僕は2番を担当。三者三様の歌の個性が楽しく、HIPHOPではないけどパスザマイク的な楽しさがあります。これもいつか生で歌ってみたい。
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そんな感じです。読んでいただいてありがとうございました〜

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キシリ徹 【架空のCMソングを作るユニット】
制作費として未来の作品と柿の購入費に使わせて頂きます。ありがとうございます。