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【ポケカ】【全文無料】2025 s1 シティ優勝 ジャッジマン型タケルライコオーガポン解説
こんにちは。
普段は千葉、東京を中心にポケカをしているキシリトールです。
先日開催されたシティリーグで優勝できたため、今回はその時のリストについて解説&環境にいる各デッキの対面で意識するべきこと等を綴ろうと思います。
もくじ
デッキ選択の経緯
タイトルにある通り、今回はライコポンを選択しました。
シティリーグでは、予選で許されるのは多くても2敗、トナメでは全勝しなければ優勝できないため、比較的運の要素に左右されにくいデッキを持ち込もうと考えました。
ライコポンこそ運だけデッキだと思う方もいるかもしれませんが、先攻後攻で勝率が大きく変わったり、種切れしやすかったり、初手にポフィンペパーあたりが来ないと大きな後れを取ってしまうデッキの方がより運要素が強いと個人的には思っています。そのため、先攻でも後攻でも戦える且つ高hp且つ手札が事故っても最悪弾ける咆哮で立て直せるライコポンを選択しました。
ライコポンの強み、弱み
強み
先攻でも後攻でも一定の勝率が出せる
高hp種の押し付けにより、ボムデッキやドラパルトに優位に戦える
種切れによるイージーウィンが狙える
流行りのボムデッキに比較的強い
ポケモンキャッチャーなど、運で形勢を逆転できる
比較的簡単なデッキのため、プレミや時間切れしにくい
弱み
前しか殴れないため、非エク主体のデッキに不利
ワンパンしてくるデッキ(月、ソウブレイズなど)に不利
オーガポンの特性で生きているため、特性を止められるときつい
ルール持ちが主体のため、ミミッキュやニュートラルセンター1枚で詰みかねない
以上が主な強み弱みです。環境デッキとの相性については各対面ごとに記載します。
当日のリストと採用理由
![](https://assets.st-note.com/img/1726546580-vtV0Y8IOCnz6PRmJUbajhekp.jpg?width=1200)
ここでは、ほかのリストではあまり見ないカード等の採用、不採用理由を書きます。
採用カード
・ハバタクカミ
相手の特性を消せるつよつよカード。苦手なサーナイト、イバラ単に一定の活躍が見込める且つ、ロスト対面などでは大きく相手の出鼻をくじける点が強く採用。逃げ1の古代ポケモンということで、オーリムによるエネ加速からすぐに逃げることができる点も強い。
・スーパーエネルギー回収
エネ回収と違い、手札のエネを落としたりゴミを捨てることで圧縮できるため採用。1枚で緑の舞×2+手張り+隠し札までできる点含め、ピン投してもよいのかなと感じている。
・ロストスイーパー
不利を取るサーナイト、マントリザを見ての採用。後述するブライアと合わせ、スイーパーでマント剥がしてまんようしぐれ、フワンテのお守りはがして気絶+裏の非エクにまんようしぐれにより、1ターンにサイドを3枚取れる。そのほかにも相手のジャミングタワー、ニュートラルセンター、リーグ本部、大空洞、緊急ボード、封印石、結晶、自分の使い終わったポケストップなどをはがすことができ、1枚でできる仕事量が多い為採用。警戒が薄いので結構刺さる。
・ブライア
入れないとリザ、サナに勝てないので採用。ミラーのポンを倒したり月を倒したり非エクデッキの回答になったりと、いろんな対面への勝ち筋になる。
・ジャッジマン2枚
ロトムで充電してきた2進化デッキの返しにジャッジを打つと気持ち良い為。そこからプラキャでロトム気絶まで行けると大宇宙。ライコポンは、いかに相手の準備が整う前に破壊できるかが勝敗につながると考えている。そのためジャッジマンは相性が良かった。後1ジャッジ+咆哮で事故ハンドを流しつつ妨害できるのも強点
不採用カード
・スナノケガワ
弱いので不採用。ヒトカゲを小突こうもんならアンスタカウンターキャッチャー逆手負けん気ハチマキが飛んできて世界が終わる。トドロク月に一定の活躍は見込めるものの、それ以外の対面で強いビジョンが見えなかった。
・チヲハウハネ
闘弱点のポケモンが多く(ロトム、雉、熊、イバラ等)活きる場面はケガワより多いものの、逃げの重さとエネ要求(闘2)を考え不採用。構築やプレイングを歪ませてまでハネで殴りたくないため、ライコでぶん殴りまくるという王道で最強の動きを通しやすいカミを優先した。
・ポケモンキャッチャー2枚目以降
表が出ないと弱いので。キャッチャーを多投すると、表出れば勝てるという思考になってしまい、プレイングが歪むと思ったため枚数を絞った。
ただ、やはり50パーセントで試合を壊せ得る破格さを見てピン投採用。
1枚入れておいて相手に見せておくと勝手に2枚目以降を警戒した立ち回りをしてくれるので強い。
・ナンジャモ
先述の理由でジャッジマンを2枚入れたいため、手札干渉枠3枚目になるナンジャモは不採用。ギリギリまで採用するか迷っていたし、採用しても強いと思う。
・草エネ7枚目
枠がなかった。6枚だとサイド落ち次第ではきつい展開を強いられるため枠作りたいなと考えている。
当日のマッチング
![](https://assets.st-note.com/img/1726550183-4IOpvWTz8U9oqZm7lw3E2HCG.jpg?width=1200)
マッチングは上の通りです。苦手対面をあまり踏まなかったのでかなり運は良いほうだったと思います。実は前週までエヴォネイティオ型ドラパと悩んでいたのですが、そっちでいかなくてよかったと安堵しています。
本デッキの回し方
基本的な動き
まず、じゃんけん勝ったら先攻を取ります。イキリテイク、舞、札などを使って強い山と手札を作り、ライコに手張りします。ターンが返ってきたらライコに手張り+ジャッジマンで相手の盤面と手札を破壊します。
もし後攻を取らされてしまった場合、相手がルール持ち主体デッキか盤面が弱そうな場合、あるいはサイドが2枚取れそうな場合は、オーリムを絡めてサイド先行することを目指します。それ以外の場合は、相手の手札をジャッジマンで流し、咆哮などで盤面と手札を整えることを優先します。
先攻後攻に共通することですが、サイドの取り方を考え、余分なポケモンは倒さないことを意識します。
基本盤面はライコ2、オーガポン2-3、対面や状況に応じて残り1枠という感じです。ハイパーブロアーの刺さるタイミングがかなり多いのでベンチは埋めない方が強いと個人的には感じます。
環境デッキ各対面
vsリザードン
相性:微不利
負けん気ハチマキまで考えると早い段階からこちらをワンパンさせて来る点、ACESPEC枠が読みにくい点、サイド1ポケモンでこちらを倒せるかがりざが採用できる点により厳しい対面です。
理想のサイドレースは1-2-3or2-2-2になります。
こちらから倒さない場合相手はカースドボム以外でこちらをワンパンする方法が殆どないので、盤面と山札がある程度強くなるまではジャッジマンによる妨害の動きをする方が強いです。
また、ボム13点気絶+ブライアをされると1ターンでサイドを4枚取られてしまうため、カミとゲッコウガはなるべくなら盤面に出したくないマッチです。(出すならお守りまで貼っておきたい)
vsドラパルト
相性:5分
世間的には有利と言われていますが、手札干渉+縛られると簡単に6枚取りされてしまう為個人的には5分くらいなんじゃないかなと思っています。(アカマツや結晶で相手の要求値が下がり早くから殴られるようになった且つ立て直しし安くなったことも大きい)
お守り、入れ替えカートの回復を上手く使い複数取りされないように調整することが大事です。
また、ドラパにファントムダイブを1度打たせてからライコ2匹目をベンチ展開することでライコ2枚取りの要求値をあげることが出来ます。
ボムが入っていなさそうなドラパであればこちらをワンパンすることが難しいので、1度攻撃を受けてから盤面展開しカウンターするというのも強いです。
vsサーナイト
相性:不利
サーナイトは非エク主体の為、厳しいマッチです。クレッフィやミミッキュなどこちらに対して強いカードが採用されていることもおおいですが、それでも頑張ればやれなくはないのかなと思っています。
まず、サーナイトに採用されるACESPECは殆どがアンフェアスタンプです。その為、早くから攻撃した結果手札グチャグチャにされて負けということがよくあります。なので、序盤は髪を壁にしたりはじける咆哮をして山札を作りつつあいての手札を流すことを意識しましょう。
1-2(サナ)-3(フワンテ+非エクブライア)のサイドプランを目指し、必要以上に相手を倒さないことが重要です。
しっぽの吠え叫ぶでいきりんこが取られてしまうため、イキリンコはなるべくなら出したくないマッチです。
vsレジドラゴ
相性:有利
ドラゴからはギラティナのロストインパクト、かがりざの火焔爆以外でこちらわ殆どワンパンできないのに対し、こちらは4枚トラッシュというコスパ良いエネルギーで相手をワンパンできます。
相手にターンを渡せば渡すほど不利になりやすいので、イキリンコやオーリムを使って上から最速2-2-2を目指すと良いです。
vsトドロクツキ
相性:不利
スナノケガワを採用していない為、殴れる非エクが居らず難しい対面です。
自分が後手の場合は先に2-2-2取ることを目指します。
一応月が草弱点のため、非エク月でサイドズラされそうになった場合はブライアまんようしくれで2枚とることができます。
vsタケルライコミラー
先に殴って2枚とった方が大体勝ちます。
なので沢山ベンチ展開して安定して殴れるようにしましょう。
お守りの付いたライコ(290)に対し4枚捨てて280出し、次のターンでロストスイーパーを使うことで相手の逆手にとるを1回分使わせないようにすることが可能です。
おわりに
本当なら来週の東京CLまで取っておきたかったのですが、今回機会に恵まれシティリーグで優勝出来たので、せっかくの機会ということでノートを書いてみました。初めてのノートなので、読みにくい点や分かりにくいところあったらすみません。
本記事は全文無料です。まだまだ煮詰まった構築ではないと個人的に感じていますので、たくさんのご意見ご感想お待ちしています!
他対面の動きや質問など、TwitterのDMやリプでいただければ答えられる範囲で返します。
最後になりますが、ここまで読んでくださりありがとうございました!