12月14日
昨晩、玄関のチャイムが鳴ってドア前の呼び掛けで佐川急便さんとわかったので、注文していたデジカメのバッテリーが届いたのかと思いきや、冷凍の荷物だった。予告なく食品が届くことは稀なので誰からだろうと差出人を見ると、フリーペーパーを配架させてもらっている大阪の施設からだった。その会社から荷物が届くのは初めてのことで、中身の見当がつかない。開けてみると和菓子とお茶のセットが入っていた。
添えてあった一筆箋には「年の瀬のご挨拶」とある。お歳暮をもらうのは初めてかもしれない。いざもらってみると思うよりもずっと嬉しいものだ。ずいぶんこころが華やいだ。
お中元もお歳暮も、親世代が贈るのを見知っていたのみで、自分から贈った経験はない。しかし、思いがけず取引先(と呼ぶのが正しいのだろうか)からお歳暮をいただいたことで、ことしの仕事ぶりを認められたような気持ちになった。5年目の褒美かもしれない。