１１月１６日

　声優・漫画家の劉セイラさんが遠野まで会いに来てくれた。共通の友だちがセイラさんを紹介してくれたことが縁で「あのつく人」で取材をして、以来仲良くしてもらっている。

　セイラさんのひたむきさにはいつも頭が下がる。中国から単身で日本にやってきて、声優・漫画家としてひとり立ちするまでには本当にさまざまな壁があったことは想像に難くない。それでもまわりへの感謝を忘れずに仕事に励むセイラさんを、わたしは心から尊敬している。今日はこども本の森 遠野や博物館、釜石の展覧会など、日頃仕事でも関わっている場所を中心に遠野界隈をまわった。夜は恒例の「ちから」でごはんを食べながら近況の報告。

　セイラさんもわたしも、この２年間でだいぶ身辺に変化があった。お互いそのなかで感じたことや学んだことを話すのに忙しかったので、写真は一枚も撮っていない。