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活動記録(番外編)5月号#26

 活動記録(番外編)へようこそ!
 番外編では、”サブ”ゼミナールとして活動している、金曜日5限の合同ゼミなどの活動についてご紹介していきます!合同ゼミとは、普段はバラバラの時間に活動している2~4年生の岸本ゼミ生が集まり、一緒に勉強するものです。学年の域を超えて、交流できる唯一の機会なので、楽しみにしている人も多いのです...!

【「論理的」を勉強する会 】

 さて、今月の合同ゼミでは「3時間で頭が論理的になる本」(出口汪著)を読んで参りました。1章は3年生、2章は2年生が全体の議論をリードしました👏!
 それでは、「論理的」な勉強会の活動記録をご覧ください!

記:すきまブルー
 本書を読んで、論理的な思考とは何か考え、それを身につけるために、議題を立ててディスカッションをしました。この様子を掻い摘んでご紹介します!

 議論を始めるにあたり、まず、「論理的」ということについてイメージを聞き、ゼミ生でイメージを共有した後、「好きな食べ物について、なぜそれが好きなのか。論理的に説明せよ」という問いに答えてもらいました。

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 麻婆豆腐が好きな人、男梅が好きな人、お寿司が好きな人など、様々な人がいて、各々好きな理由を論理的に説明してくれました。どこが好きなのか、どうして好きになったか、など伝え方は様々ありました。
 私たちMC陣(第1章の進行担当:すきまブルー&てんどんどん)は、論理的に(つまり、相手にわかりやすく)伝える練習として、「好きな食べ物」という身近な例題を取り上げることでわかりやすく取り組んでもらおう、と考えていました。しかし、「好き」という気持ちは「感覚的」なものなので、”論理的”に説明するには少々チョイスが良くなかったです。例えば、「なぜ日本大学を受験したのですか?」や、「なぜその企業に就職したいのですか?」といった目的や動機がはっきりわかりやすい問いならば、主張と根拠が明確になり、曖昧な回答にならずに済んだので、そこが議題者としての反省点でした。

 
「論理的」ということのキーポイントの一つに、「曖昧な言葉を使わない」というものがありました。そこで次に、一体どのような言葉を使ってはいけないのか、曖昧な言葉とはどんなものか、その具体例を挙げてもらいました。

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 ゼミ生に挙げてもらった、「論理的」とは対称的である、曖昧な感覚的な言葉から気が付いたこと。それは、私の日常生活で非常によく用いられているということでした。「やばい」、「すごい」、「しんどい」など、プラスの場面でもマイナスの場面でも、どんな時にも乱用しているかなと、思い当たる節がありました。つまり、曖昧な言葉とはどのような意味にもとられてしまうような、多義的な言葉である、とするとができるのですね。
 これから始まる就活の面接やプレゼン、また、今のアルバイトにおける接客スキル向上のためにも、意識して言葉を使おうと改めて思いました。

 さらに、曖昧な言葉の例として「さまざま」や「いろいろ」、のような言葉も挙げられました。例えばこのような状況を考えてみてください。

〇:「何があったんですか?」
▲:「いろいろあったんです。」

「何」があったのか、〇さんは具体的なことを聞きたいのに対して、▲さんは「いろいろ」と答えています。この場面で「いろいろ」はなんだかぼやかしているような、曖昧な言葉、というように思えませんか?しかし、「いろいろ」は「色々」という集合体のようなモノを指す言葉であって決して多義的ではないのです。なので、曖昧な言葉ではないのではないか?というような意見も出ました。このような視点が出たのはおもしろかったですし、なるほどなと思いました。

 また、「帰納法と演繹法とは?」という議題についても、ゼミ生で例を挙げてもらいました。

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 論理を勉強するにあたり、これらは重要な2つの考え方ですが、このような抽象的なことを説明すること、その説明を理解すること自体が、論理的思考の練習になります。つまり、論理的な思考は、自分が説明することはもちろん、相手が話すことを自分の中に整理しながら落とし込み、伝えたい事を理解するために必要なことだと思うのです。
 しかし、実際に議論をやってみると、帰納法の例はすぐに思いついたのですが、演繹法の例がなかなか思いつかず、苦戦していました。私自身も、このように考えるのがあまり得意ではないなと気づき、一般的な法則から具体化する練習をして論理的な思考を鍛えたいなと思いました。


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<記:豚汁>
 本の中で「この本の言っていることは本当に正しいの?」、「この筆者の意見についてどう思う?」「私はこう考えたけど皆はどう考えた?」などの疑問に思ったことを皆で「それは違うんじゃないの?」「私はこう考えたよ。」「私も同じ考えだよ。」など意見を出し合い議論をしました。

 私はこの勉強会をしていて、先輩方の物事に疑問を持つ力、自分の意見を分かりやすく伝える力にとても驚きました。

 自分では何も疑問に思わずに読んでいたところが議論のお題になったり、お題に対して自分が全く考えなかった意見が出てきたりすることが多かったです。

 普段の大学の授業では他の人の考えや意見を聞く機会は多くないので、このようなことができるのは、貴重なことだと考えます。

 まだ、この勉強会で使っている本に書かれている内容を実生活で活かせたことはあまりありませんが、これからの活動の糧にしていきたいです。自分の考えを相手に分かりやすく伝えることは、なかなか言いたいことがまとまらないこともあり難しいものですが、とても楽しいことだと思います。

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 この「論理的」を勉強する会は、to be continued です!
これから先、様々なゼミ活動をしたり、社会人になって働いたりする際、ぜひとも身に着けておきたい力ですので、もっともっと勉強していきたいと思います!

それでは、次回の番外編でお会いしましょう!
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担当:てんどんどん、ブチコ、ソロモン

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