活動記録 5月号#25
岸本ゼミナール、5月の活動記録です!金曜日の3・4限に行われている2・3年生の活動について、その様子をお届けします!!
ゼミ活動が本格的に始動してから約2か月が経ちました。はじめは対面授業でスタートしましたが、4月末からはZoomを使ってオンラインで活動しています。直接話すのと画面越しに話すのとでは、感覚が全然違い少々やりにくいな...と思うこともありますが各学年一生懸命勉強しています!
それでは早速、見ていきましょう!まずは2年生の活動記録です。
【2年生の活動:『販売士検定3級』の勉強】
2年生は、金曜日3限の時間に販売士検定3級の勉強をしています。テキストの章ごとに担当者を決め、各々自分の担当範囲をパワーポイントにまとめ発表しています!
今回は、ももも、右膝の感想&振り返りをご紹介します。
<記:ももも>
私は、「小売業の専門店」の範囲について担当しました。先日の発表では、私の疑問に対してゼミ生それぞれの答えを聞くことができました。どの回答も、勉強した上でさらに調べた情報を根拠にしたものが多く、聞いていて説得力があり面白いなと感じました。テキスト以上の内容に深く踏み込んで学習することで、まだ少しではありますが、自分自身で考える力がついているように感じます。
私は発表する際、うまく伝えるにはどのようにしたら良いか考えることにとても苦労しました。実際に発表するまでは聞き手がどのような反応をするか、どこに疑問を感じるのか予測ができません。自分ではわかっていても、うまく伝わらないかもしれません。このような不安もありましたが、テキストとは違う言葉で説明したり、専門店と専業店の比較を絵のイメージで掴んでもらえるようにしたりと、自分なりに工夫して発表に臨みました。しかし、発表後にまだまだわかりやすい説明の仕方があるのではないかと思う部分があり、課題が残りました。自分の意見を人に伝えるのは難しいことですが、うまく伝わった時や反応があった時に議論の楽しさを感じました。
また、私はこの議論の場において、自分にはない意見に毎回出会います。興味や疑問点の方向性がゼミ生同士でそれぞれ違うため、はじめは多くの情報を処理できず、議論の場でなかなか発言ができませんでした。しかし、回数を重ねるごとに、ゼミ生の発言を踏まえて自分の意見を述べることができるようになってきました。これは、私だけに限らず2年生全員が共通して、成長したことだと思います。
このようなことができるのはゼミナールならではの醍醐味だと思います。ゼミ生との意見交換や議論を通して自分の学びに繋げていきたいと思います。そのために、毎回のゼミナールに一生懸命取り組んでいきます!ゼミ生の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!
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<記:右膝>
私は「百貨店」について発表させていただいたのですが、身近だからこそより深くまで学んでみたいという好奇心なども出てきて、調べていて非常に面白いと感じました。しかし、調べれば調べるほどよく分からないところも出てきてキリがないのがとても大変でした。
今回の発表を通して、ものごとを相手に伝える難しさを知りました。相手に伝えるためには、自分がよく理解しなければなりませんので、ここが難しかったです。
また、zoomでの発表は、対面で行う発表とは異なり全員の顔を見ることができないので、皆が理解しているのかどうかの確認も非常に難しかったです。
社会人になるとプレゼンなど相手に伝えるという場面が増えると思います。「販売士検定の勉強」の一環として行っているこの発表はそのようなことにも活かせるのではないかと考えました。
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2年生は、7月の検定試験に向けて頑張っています!ぜひ、応援してくださいね!!
続いて、3年生の活動記録です。
【3年生の活動:『マーケティング原理』の輪読】
3年生は、金曜日3限の時間に「マーケティング原理」(P.コトラー、G.アームストロング、恩蔵直人著)の輪読をしています。2年生と同じく、章ごとに担当者を決め、それぞれの解釈、疑問点、自分の考えを中心に議論をしながら勉強しています。
今回は、1章.2章を担当した、てんどんどん、かめきちのお話です!
<記:てんどんどん>
第1章では「マーケティングの本質」という内容を主に勉強しました!「マーケティングとは何か?」という定義からはじまり、マーケティングを考える上で最も“核”となる「顧客」についての理解やマーケティング活動のステップ、さらに今日におけるマーケティング環境の変化について、など、盛りだくさんの内容でした。
大学の講義でも商学部では「マーケティング」に関する科目がたくさんあり、これを専科とするゼミナールも大変人気ですよね。では、その「マーケティング」はそもそもどのような学問で何を考え学ぶのか、今回の学習ではここを中心に議論しました。
私が特におもしろいな、と思ったのは「マーケティングは変わりゆく学問である」と考えることができるところでした。私たちが暮らしている世の中の様子は、今日と昨日でさえ異なり、1か月前と半年前ではもっと異なっていて、日々たくさんのことが変化していると思います。このような変化が、10年、100年と蓄積されていれば、人々や社会の様子も、流行も技術も時代に合わせて本当にたくさん変化してきたことでしょう。マーケティングが相手取るのが「顧客」や「市場」であるならば、この変化に合わせて考え方や学問の形が変わっていくことも納得できます。
現在でもマーケティングに関する書籍はたくさんありますが、この先の5年後10年後に、どんなことが加わっていくのか想像するとわくわくします!人々や社会のココロがこれほど反映される学問はなかなかないのではないでしょうか。
ゼミの中では、本に書いてあることを(意味の確認も含めて)質問したり、「YouTubeの広告は~」というような、身近なマーケティングに関連する内容を用いたりしながら楽しく議論できました!全部で15章あるこの「マーケティング原理」ですが、一つひとつのエッセンスをたくさん吸収して勉強していきたいと思います。
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<記:かめきち>
第2章で私が一番印象に残ったことは、「戦略計画策定のステップ」についてです。このステップをまとめると以下のようになります。
上記のステップにおいて、①の普遍的な企業ミッションは④にかけてどんどん具体化されていきます。つまり、企業の目標設定も、ある製品単位の機能戦略も企業ミッションに従属するよう位置付けられるので、企業全体である程度統一感を持って企業ミッションの方向に進むことができると考えることができます。
このことを学習した後、私はこれを自分の人生に反映できるのではないかと思いました。つまり、自分の人生のミッションは何なのか、自分で定義したうえで行動していくことによって人生に一貫性が生まれるのではないかと考えました。人生のミッションに自分が心から納得するものを掲げることができたなら、ミッション達成の方向に向かって具体化されたすべての行動に意味があると自信を持って考えられるようになるのではないかと思います。
私が今準備を始めた就職活動において「企業ミッションの定義」とは「自己分析」であると思います。それは、自己分析で自分が何に価値を置いて生きてきたのか見直すことにより、それぞれが自分の人生のミッションを見つけられると考えるからです。そのミッションに基づき企業を選ぶことができれば、満足できる就職活動になるのではないかと感じます。
私はまだ自己分析の途中ですが、過去の出来事などを振り返ると「何かを与えられる人間になりたい」という願望が強そうな気がします。果たしてそれが本当に自分の人生のミッションなのか、今後の自己分析で明らかにしていきたいです。そして何より、自己分析を始めて自分がどんな人間なのか知らなかった(気付いていなかった)ことばかりで、ぼんやりしていた自分の価値観の解像度が高くなっていくことがとても楽しみです!皆さんも自己分析を通して、人生のミッションを探してみるのはいかがでしょう?
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今月の活動記録は以上です!いかがでしたか?それぞれ「学習」が始まっていますが、本質を捉えて深い知識を自分のものにできるようにしたいものですね。
既に取り組みを始めているその他の「活動」については、また改めて発信する予定ですので、お楽しみに!
それでは、来月も頑張っていきましょう!!
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担当:てんどんどん、ブチコ、ソロモン