泡沫美容ダイアリー【6月編】
上半期ベストコスメを厳選するそばから、次から次へと発表&発売されるビューティアイテム。それに加えて参加型のイベントも多々で夏の訪れを感じた6月。さてさて、印象的だったアイテムとは?
はかなく消えゆく独り言のように書き連ねる自由気儘な美容ダイアリー、6月編。
6月1週目
忘れもしない6月のはじまり。マクセル アクアパーク品川を貸し切っての、夢のようなイベントにお招きくださったドゥ・ラ・メール。クレーム ドゥ・ラ・メール ブルーハート エディションのお披露目を兼ねた、スペシャルな一夜は、夏の始まりの良き思い出。
そんなドゥ・ラ・メールといえば、海洋環境保護の支援活動に取り組んで「ラ・メール ブルー ハート オーシャンズ基金」を創設していることもあって、ブランドミューズである海への愛はかなりのもの。
今年のデザインは、海藻ウミウチワと煌めく海水に浮かび上がるサンゴが描写されたロマンティックかつ涼しげな一品で、スキンケアタイムを夏らしく彩ってくれています。
中身はもちろんクレーム ドゥ・ラ・メールと同じ。一生使い続けたい身としては、ビッグサイズのこちら、もはや肌と心の安定剤。
因みに海洋自然保護活動の一環として、神奈川県葉山町の一色海岸で毎年行われているビーチクリーンナップ活動の「“BLUE HEART” BEACH CLEANUP in ISSHIKI」には今年も参加させて頂きました。
海をお掃除するのって想像以上に気持ちが良いんです。気になる方は是非来年参加を。クレーム ドゥ・ラ・メールのサンプルも頂けますよ。
6月1日といえば、ベストコスメにも載せたアルティミューンのリニューアルも。
6月の美容的大事件、どこに行っても話題騒然だった本製品のリニューアル。
解禁を愉しみに待ちわびてはいましたが、まさかここまで進化するとは。
資生堂パワーに驚きながらも、テクスチャーと香りにもまた感嘆。
そして翌日の肌ぷっくり感がこれまた凄い。
何もかも素晴らしい、早くも名品入りの一本。
6月2週目
6月、インパクト大だったイベントといえば、表参道一等地に12日間のコンセプトストアがオープンしたキールズ 。
ブランドのアイコン的アイテムである、カレンデュラにフィーチャーしながら、キールズらしいエッジィでオシャレなイベントが日替わりで開催されていて、こっそり私も申し込みたかったほど。
カレンデュラといえば、普段ジムでも自宅でも愛用しているキールズ ハーバル トナー CL アルコールフリーに加えて、今月はすっかりキールズ エッセンス ジェルマスク CLのとりこ。
何が良いって、まずこんな気持ち良いマスク初めて!ひんやりぷるぷるで気持ち悪さはゼロ。
マスクもパックもそんなに得意ではなかったものの、お風呂でこれを使った後にスキンケアするとつるんつるんの肌になるので、今月、突然マスクに目覚めました。第一次マスクブーム到来により、こちらも週2〜3回ペースで使用中。
うーん、これはきっとリピートしちゃう。
キールズがきっかけて、苦手だったシートマスクにもマメにチャレンジしようと気合が入り、今月に試したのはこの2枚。
資生堂 ホワイトルーセント パワーブライトニング マスクと、ランコムのジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスク。
共通して言えることは、使った瞬間から肌が変わること。スペシャルケアだから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけれど、その力技感凄くないですか。
肌から剥がすやいなや、前者は透き通るように白く、後者はパァーーーーーーンと張った肌になります。
更にジェニフィック アドバンスト ハイドロジェル メルティングマスクの素晴らしいところは、1枚単位で購えること。1400円だから、お友達へのちょっとしたプレゼントにも良いよねって密かに思っています。
6月3週目
梅雨真っ盛りだった、6月3週目。
低気圧でテンションもだだ下がりな時こそ、奮発してトリートメントの施術を受けるのが私流ビューティーライフハック。
一推しは、イセタン ビューティ パーク2内にあるシスレーでのトリートメント。
どこが素晴らしいって、隙なくパーフェクトな西洋のメソッドと中東洋医学を織り交ぜたアプローチ。
終わる頃には、肌のみならず、天候に左右されて揺らぐ心まですっきりしていること請け合い。
しかも、シスレーのスキンケア製品フルラインナップで贅沢この上ないトリートメントを提供して頂ける上、終了後は的確なスキンケアのアドバイスや、肌にとって必要なアイテムのレクチャー、更にはメイクアップまでもして頂けるから、トリートメントの後は伊勢丹でお買い物もだってできます。何とも至れり尽くせり。
そんなシスレー 。どうやら私の肌に必要だったのは、イドラ グローバル セラム。
こちらはなんと自力でうるおう肌へと導いてくれるブースター美容液。
(1)水を捕えて、
(2)肌全体に巡らせ
(3)水の蒸発を抑えて肌に留める
このサイクルを整えてくれることもあって、もともとの肌力が高いわけではない私を後押ししてくれている感じ。
奇しくもこれを使い始めてから、起き抜けに己の肌が乾燥していると感じなくなって来たような…最近は専らシスレーの底知れない技術力に興味津々。
メイクアップで突然恋に落ちるかのようにときめいたのは、スリー。
秋の新色はとてつもなくドラマティックでありながら、極めてファッション的。
特にメイン的立ち位置のアルカミストツイストフォーアイは、全10色捨て色無し、どの色も日替わりで纏いたい文句無しの色展開。
カラーメイクがホットな今、上まぶたと下まぶたでのカラーリングを日々愉しんでいます。
これぞ、大人プレイフル。
個人的には下まぶたに07を入れるのがお気に入り。最近はほぼ毎日これ。
(8月8日発売)
ポーラによる新RED.BAの発表もかなりセンセーショナルでした。
クレンジングからクリームまで、アイテム一つ一つの実力が立っているのもさることながら、パッケージもそれぞれ個性を立たせたデザインなのに、統一感があるのはお見事。
どれを使っても感激すること間違いなしなので、ライン買いする人続出な気配。実際、「毎日必ず使いたいスキンケアはポーラ」って言っている美女によく遭遇します。おそるべし。
(9月1日発売)
メイクアップアイテムの中では、マスカラが一番ジプシーかもしれない私ですが、6月はかなりピンとくるアイテムを発見。
デジャヴュ ラッシュアップKマスカラは、「え?私こんなに自睫毛が豊かだった??」と錯覚に陥るほど、ふわっさりとした睫毛に。
しかもお湯で落ちると来たら、これはもう手を出さずにはいられない。どうしても欲しくて数年ぶりにPLAZAに行きました。ドキドキ。
こちらがきっかけで、オペラの目元アイテムの凄さに改めて感激。ビューラーと下睫毛用に使うマスカラも追加投入。
最近は睫毛周りはもっぱらデジャヴュ。
今更だけれど、やっぱり睫毛のことなら、デジャヴュなのかもしれない。
6月4週目
マスカラがデジャヴュなら、リップティントはオペラ。
6月22日に発売されて、嵐のように完売した限定色。
ラメのまたたきとティントの絶妙なコンビネーションに、老いも若きもハート鷲掴みにされること間違いなし。
ウェブではまだ購入可能なようなので、折角ならば手に入れておきたいアイテム。1620円で購えるときめき。
ローラ メルシエの発表会も高得点揃い。
ブラッシュ カラー インフュージョンは、パウダーとは思えぬなめらかさで、粉ものもここまで進化したのね…と感慨深さすら覚えるクオリティ。
肌に乗せるとじゅわっと広がるから、「最近パウダーはご無沙汰で」という人にこそ試して欲しい実力派。
色味がまた、ローラ メルシェらしく品よく大人で、コケティッシュ(要は求めるもの全部盛り)。
(9月19日発売)
ブランドを代表するルースセッティングパウダーの新作は、トランスルーセントルースセッティングパウダーグロウ。
夏の夜に、打ち上げ花火が上がって、空中にふわ〜と光がゆらめくようなイメージのパウダーだそうで、そのイメージ通り極上のグロウな肌が完成。
秋から冬にかけて、間違いなく活躍してくれそうな予感。
(10月3日発売)
そしてローラ メルシェといえば、気に入り過ぎて早くも3色目に手を出してしまったヴェロア エクストリーム マット リップスティック。
フレッシュ、ゴールズに続いて、今月はホット。
その名の通り、真夏の太陽の下で映えるポップなマット。
Tシャツの日なんかに雑めに塗るのがぴったりな気がしています。
次はファタールあたりを買うのか、はたまたすでに使い切ってしまいそうなフレッシュをリピートするのか…
もちろん今月もフレグランスに夢中。
ブランド初のフレグランス発表から50周年を記念して伊勢丹新宿店で行われたポップアップは、ブランド観もアイテムの魅力も惜しみなく表現されたフレンチ空間。
特に通常オードトワレ ディスカバリーセットとして決まった組み合わせの持ち歩きサイズが、今回は自分好みの3本を選べるよ!という限定品が嬉し愉し。
私の場合はこの夏に活躍してくれそうな極シンプルな香りたちをチョイス。
どれもこれも瑞々しくて、甘美。ディプティックのこういうところ、どうしようもなく罪深い。
罪深いといえば、サンタ・マリア・ノヴェッラのマッサージ キャンドル。
甘やかな香りと共に、身体をマッサージ出来るキャンドルだなんて、耽美過ぎて悔しい。
使いたいけれど、勿体無くて使えない、でも使いたい。
バスオイルと共に、いつもと変わらない日常を特別上等な気持ちにしてくれるお気に入り。
6月5週目
夏らしい新作フレグランスで、もっとも印象的だったのは、こちら。
クリーンから特別に「リザーブ」された、クリーンのリザーブライン。
上等な香料を使用しているのはもちろんのこと、ボトルに至るまでサステナビリティを追求している何ともサードウェーブなフレグランス。それがクリーン リザーブ。
香りもまた、そこに漂っていることがごく自然に感じられる嫌味0、高感度100な感じなので、老若男女を問わず鉄板なフレグランスといえそう。
今回発売されるのはアクアネロリだけれど、私はスウェードウードとスキンの香りも好きでした。
毎度最上級のときめきと最先端テクノロジーのダブルパンチで、私をくらくらさせてくれるブランドといえば、やっぱりランコム。
今回は、プロエンザ・スクーラーとのコラボレーションによるエッジィなアイテムをはじめ、運命の一本が見つかると名高いラプソルルージュの新色や、通称ウルトラファンデのクッションファンデバージョン、使い始めるとやめられなくなりそうな(肌にのせるとパウダーがクリームに変わる不思議なテクスチャーのアイブロウパウダー!)スーシ パウダークリームなど、書ききれないほどパンチ力のある新製品乱れ打ち。どれだけポテンシャルが高いんだ…。
ご存知レネルジーも、亜麻仁に着目することによってハリと弾力感、そして透明感をより一層後押ししてくれるとのことで、この神々しい佇まい。
(9月14日発売)
スキンケア、メイクアップ共に何を買うか悩んだなら、ランコムのカウンターへ行って「最近おすすめのアイテムをざっと見せてください」とお願いすれば間違いないんじゃないかという結論に至りつつあります。
そして、今月はジョー マローン ロンドンが日本に上陸して10周年。
光栄なことに、お祝いパーティーにもお招き頂きました。
毎度イベントの内容はもちろんのこと、お土産やギフトも大層素敵なジョー マローン ロンドン。
この日は大人気レッドローズの香りに猛烈に可愛いタッセルが。
コロンのピンクとタッセルの色合いが目眩を覚えるほどの可愛らしさで、迷いなく香港に持って行ったのでした。
実はこのタッセル、日本上陸10周年を記念した特別なあしらいらしく、8月に店頭で購入するとこのような形で購えるのだとか。おそらく数量限定だから、気になる方はチェックをお忘れなく。
以上、「色々試さなきゃいけないのに、手離せなくなりそう…」と嬉しい悩みが生じてしまうほど実力派アイテムとの出会いが多々あった6月。
例年なら湿度と暑さにうんざりして、サッと終えたいはずのスキンケア&メイクアップが何だか今年は物凄く愉しい。
日々を愉しく彩ってくれるのがビューティーの醍醐味なのだと思い出させてくれたアイテム群に惜しみない拍手。
それではまた来月!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?