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相棒としてのジュエリー

日々の大半、私の右耳には飴玉のようなダイヤモンドのピアスがついている。一粒石のシンプルなピアスは、石から選び、自分でデザインを決めたもの。

女の子なら、誰だって一度は憧れるであろうダイヤモンド。最も硬い鉱物とされているその石は何時何時も全方位無敵の美しさで、確かに身につけることによって、私のことを守ってくれているような気がする。いつからか、少しばかりしょげてしまいそうな時は、無意識にピアスに触れる癖がついてしまっているほど。(ダイヤモンドは油分で輝きがくすむので、触れた後は綺麗に洗うのを忘れずに)

毎日つけていたいと思えるジュエリーに出会ったら、必ず買った方が良い、と、私は思うし、友人にもそう薦めている。たとえ普段買っているお洋服よりもゼロの数が一つ多くても、お洋服の着用回数よりもゼロの数は一つどころか二つ三つ多いのがジュエリー。そう思えば、とっても安い買い物だ。それに、毎日のファッションだって、ジュエリーが随分と底上げしてくれる。着古したTシャツとデニムにトングの脱力コーディネートも、もこもこニットとサブリナパンツのちょっぴり手抜きのオールブラックコーディネートも、勿論ちょっとしたドレスアップの時だって、体の一部よろしく、つけ慣れたジュエリーが一つ輝いているだけでぐっと熟れたスタイルに見えるもの。

そりゃあ、煌びやかなジュエリーボックスの中にひしめく沢山のジュエリーの中から気分と洋服に合うものを選べれば素敵だけれど、まずは一つ、自分らしい「本物」を迎え入れることが最初のステップ。それがダイヤモンドでもルビーでもパールでも、きっとジルコニアのアクセサリーとは違う悦びを感じられるはず。それからもっと増やしたくなるかどうかはあなた次第。




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