自分の肌を嫌いにならないために
鏡を見て、げんなりなんてしたくない。自分の顔貌に恍惚とするとまではいかないまでも、出来ることなら「私だってそんなに悪くない」と思いたい。
そのためにも欲しいのは、疲れやストレスの気配を微塵も感じない、きめの整った、張りと透明感のある肌。
そうは言っても私の肌にはそばかすが沢山ある。寝不足だと即座にクマやくすみが出現するし、そもそもの顔色も良い方ではない。
そんな風に取り立てて恵まれている訳ではない肌質だとしても、それなりの努力と工夫次第で、肌はある程度応えてくれる。勿論その逆も。
肌というのは、思わず笑ってしまうほどに素直なものなのだ。例えば、私と肌のコミュニケーションは概ねこういった具合。
朝起きて、まずは冷蔵庫からコップ一杯の水か黒豆茶を取り出しつつ、あずきのアイマスクをレンジで温めて目の上に乗せる。
そのままコップ片手に洗面台へと向かったら、まずはクリニークのクラリファイング ローションをコットンに浸して、さっと顔の汚れを拭き取る。
あとは、鏡越しに自分の顔色をじっと見つめての診断タイム。乾燥やくすみ、ニキビの予兆に紫外線疲れなど、その時々の肌のコンディションに合わせて化粧水や乳液、美容液やクリームを淡々と選びとっていると、まるでラボラトリーの研究員でもあるかのような気分に浸って、時々妙におかしくなってしまう。
スキンケアには終わりが無い。「高級な化粧水でなくても良いから、肌に入れられるだけの化粧水を」という意見にも頷けるし、ドゥ・ラ・メールのクリームや目元用美容液を使えば、「これが魔法というものか」と、驚かずにはいられないほど一瞬で効果を実感することが出来る。
自分の肌を嫌いになりたくないなら、クレンジングやスキンケアを疎むことをやめてみて。大なり小なり、きっと気付きがあるはずだから。
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