Unbearable Aloneness - 耐え難い孤独
こんばんは。今日もおつかれさまです。
本当に、おつかれさまです。
孤独について聴いたことと自分の状況と考えを赤裸々に綴る。
"Fascism, vulnerability, and escape from freedom"という授業をとっているの。ファシズムを掲げる政党がなぜできるのか?それがなぜ支持されるのか、実際に力を行使することができるようになるのか?を心理学の観点から紐解いていくもの。
個人の要因・社会の様々な要因からそこで人生を営んでいる人たちが「孤独に耐えられなくなる」ことがファシズムが成立の要因だそう。
This isolation is unbearable and the alternatives he is confronted with are either to escape from the burden into new dependencies and submission, (Escape from freedom, Fromm Eric)
- (自由は独立と合理性と同時に、個人を孤立することも可能にした)この孤立(隔離)がとても耐えられるものではなくなった時には、個人は自由から逃走することで耐えがたい孤独から逃れ、特定のものに依存し自分を預ける道を選ぶ。(日本語訳by 私)
「耐え難い孤独」、、、なんて共感できる言葉なんだ、と素直に思った。
Inner richness (自分の内側の深み)を育てる時間を無視して、ずーっと外に出て色々なモノを見て、影響されて、それで何か学んだような、できるようになったような気になってたの。そして立ち帰って思う、私結局何ができるんだろう、私のどこに価値があるんだろう。今はフランスで一人暮しをしていて、夜はとても孤独だ。
自分に寄り添うことは、長いスパンでみるととても大切なことだけど、その瞬間に何か価値を証明できる訳では無いから、「witness」(誰かに見て貰う・自分を証明する)を求めることで自分を確立させようとする、少なくとも私には簡単にできることじゃない。1人きりの部屋で夕ご飯を作っていて、お風呂に入っていて、課題をしていて、急に無力感を感じて涙がでてくることなんてザラにある。
ただ、この負担に耐えられなくなったとき自由を捨てて依存の道に進んでしまうんだよ、と。そしてこれがマクロレベルで起きると行き着く先はファシズムの台頭。(彼のobservationでは)
どのように孤独を包み込んで、独立した個人としてコミュニティの中で人生を営んでいくか?筆者の考えは、
"Know thyself"
- If the individual overcome the basic doubt concerning himself and his place to life, If he is related to the world by embracing it in the act of spontaneous living, he gains strength as an individual and he gains security.
もし個人が自分自身や、自分の立ち位置に対する小さな不安を乗り越え、「自分を満たすことのできる何かを確立したうえで」世界と繋がることができたら、個人としての強さと安心を得ることができるだろう。
彼は、何度も「自分を知ること、自分が何をしたいかと向き合うこと、実際に自分を表現する手段をもつこと」の大切さを主張していた。
少しずつで良いからやってみよう、本もあるし、パソコンもあるし、ペンも色鉛筆もあるし、歌だって歌えるし、自分の一番の味方になる力がないと、誰かに与えることなんてきっとできやしない。
同じように孤独を感じているひと、you are not aloneだよ。
がんばる。
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