ホロライブすごいねって感想と、それに噛み付く想像力のない人たちに思うこと
僕はVTuberというコンテンツが好きです
所属しているタレントの一人あたりの年間収益が4億円を超えたとのこと。
ビジネスモデルの違いはあれど、自分も営業しているので「4億売りました」ってどれだけ驚異的な数字かはわかってるつもりです。
あんまり財務帳票に強くないので深くは突っ込まないですが、いちビジネスパーソンとして誰でもできることでないのは事実。
あ、ホロライブだとさくらみこさんと獅白ぼたんさんが特に好きです(隙自語)
必ずいる。こういったビジネスに噛み付く人たち
このニュースに対する反応でTwitterで見かけたのが「お前たちが少ない手取りで何万も課金している中、こいつらは部屋でゲームと雑談してて年収4億。スパチャしているやつは考え直せよ。」
的な投稿をみかけました。
この投稿について、「想像力なさすぎだろ」と思ったのですがせっかくなので言語化しよっと思いました。
特に残念に思ったことが3つあります。
収益を4億あげている=年収4億ということではない
レッドオーシャンの世界でトップを張っている人たちが、何もせずそこに君臨しているわけがない
人が稼いだ金を何に使おうが自由
まず1.について、この手の人たちってシンプルにお仕事のことを全く分かってないんだなという印象です。
冒頭の記事を読んで4億懐にはいっていると思うなら、流石に働いたことないだろと言わざるを得ない。
「2.レッドオーシャンの世界でトップを張っている人たちが、何もせずそこに君臨しているわけがない」についてですが、数年前にはVTuberという存在は2万人を超えているという記事を見ました(今はもっと多いでしょうね)。
企業や事務所に所属していたり、個人で頑張っていたりさまざまな属性がありますが、やっぱり人が集まっている配信は一定面白いと感じる機会が多いです。
「雑談」「ゲーム」と言ったテーマで人を集められるのは、高い技能を持った人以外には不可能だと思います。
僕はVTuberについて超詳しいとまでは言えないライト層なのですが、冒頭にさくらみこさんと獅白ぼたんさんが好きと言いました。
このお二人が好きな理由は、たまたま目に入った配信での印象がビジネスパーソンとして素晴らしいなと感じたからです。
お二人から共通して感じ取ったのは「努力を当然のものとして取り組んでいる」「自身の顧客がどうしたら喜ぶのか」を徹底的に考え、それに則った立ち振る舞いをしているという印象でした。
(もちろん他の方も並並ならぬ研鑽を積んでいると思いますが、たまたま目に入ったのがお二人だった)
その中でも印象的だったさくらみこさんの言葉がありました。
それは「動画編集とかって勉強しているの?」みたいな質問をリスナーさんから受けた時に「勉強はしてない。自分で調べてやってるんだ。」と返していたんですよね。
え、これって勉強じゃないの?って思ったんですが、その時に当然のように努力をしていることが伝わって一気に惹かれた記憶があります。
こんな感じで数万人の中のトップオブトップを張っているのだから、4億すべて懐に入ると考えている人よりよっぽど優れたビジネスパーソンだと感じてます。
「3.人が稼いだ金を何に使おうが自由」についてはそのままですが、このままだとあまりに捻りがないので考えを記します。
確かに、VTuberというコンテンツに対してお金を使うことについて、めちゃくちゃ穿った見方をしてしまうと「自己への投資資金と機会」を損失している可能性は大いにあると思います。これは完全に同意です。
ただ、こういったコンテンツに傾倒してしまう人は仮にVTuverというコンテンツが存在しなかったとしてもおそらく別の娯楽にお金を使ってしまう割合が高いと想定されるので、たまたまその対象がVTuberだった、というだけな気もしてます。
今回の投稿主はライブドアニュースを引リツする形で投稿しており、抑えられない承認欲求を隠しきれていないのも高評価(?)ポイントでした。
終わりに:想像力大事
今回の件に限らず、日常の出来事に対してちょっとだけ想像力働かせるだけでも、人の努力や背景が見えてくるので尊重しようという姿勢になるんじゃないかと思います。
他人へのリスペクトを起点に世界が回って、頑張っている人が少しでも報われる世の中になるといいなって思いますね。
じゃ、僕はししろんのスト6配信見てきますのでこの辺で