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【こんな映画でした】677.[逃走迷路]
2020年 9月 5日 (土曜) [逃走迷路](1942年 SABOTEUR アメリカ 109分)
ヒッチコック監督作品。これを観る前にヒッチコックの『映画術』で、チラッと今作の女優について話している部分を読んでしまった。その先入観があったからかもしれないし、でなくても私の感覚からしてもミスキャストは間違いない。いや、それは他のたとえばイングリッド・バーグマンとかと比較しているからかもしれない。だとしたら、それは気の毒ということになるのだが。
主役のロバート・カミングスはまず可もなく不可もなしといったところか。相手役の女優があれでは、熱が入らないか。
ストーリーとしては面白いし、いろいろと工夫もありそれなりに十分楽しめる。ひとえにその邪魔をしているのは、この主役女優プリシラ・レインだということに。
印象的なシーンとしては、映画館での銃撃やラストの自由の女神でのアクションなど。