画力江上お絵描き部[第0回:チュートリアル]
■企画概要
ごあいさつ
画力江上お絵描き部へようこそ!
こちらは「フォロワー!一緒に絵を描いて、一緒に上達しようぜ!」という趣旨のTwitter(現X)上での企画でございます。
画力「江」上、とさせていただいているのは、主催である私のフォロワーさんが刀剣●舞の江(ごう)もしくは江(え)(青江のことだよ)を推している方が多いため、同好の士を集めて互いに褒め合い、互いに技術を伸ばしていけるような環境を作りたいと思ったためです。
きっかけは、今まさに自分が画力の向上を目指して頑張っている所だったのですが、そんな時にあまり絵を描かない字書きのフォロワーさんが「私も絵が描けるようになりたい」と零していたのを目にしたからでした。
私も字書きとして活動している身ですが、絵を描ける人に憧れがありました。しかし絵が描けないので諦めて字を書いている、という状態だったので、絵自体は昔からずっと描いてはいましたが、下手な自分に絶望し、字書きに逃げる、そんな事を十数年繰り返していました。なので、絵を描けるようになりたい、という気持ちは痛いほどわかるのです。
だったら、一緒に描けるようになっていきましょう。
最初のうちなんて誰だって目も当てられないような絵しか描けません。誰もが最初はそうです。刀剣●舞だって、初期刀一振りでいきなり1-1に突っ込まされて、敗北して帰される、そんな時期があったんです。それが9年も続けば、極カンスト、異去余裕周回、超難鬼周回守護リラも現れるってもんです。
だけれどもゲームとは違い、お絵描きは初心者ほど最初の壁を超えることがどれだけ難しいことか。そしてお絵描きのモチベーションを維持することがどれだけ大変か。継続していくのがどれだけ大変か。
私は人に絵を教えることはできませんが、一緒に歩むことはできます。今の時代は無料で学べるコンテンツはたくさんありますが、やる気が上がるような環境だったり、サボらないような仕組みだったり、という事まではサポートしてくれません。
だけれども、同好の士が居てくれれば。絵が描けるようになりたい、という同じ志を持つ者同士であれば隣を歩いてくれる、と言えばどうでしょう。頑張っていける気がしませんか。
ここには絵の先生は居ませんが、代わりに仲間がいます。
絵に関する悩みを相談したり、ここができたよ!と報告したり。これが勉強になったよ、と共有したり。こうすればうまくいくよ!と教え合ったり。
放課後に集まって、みんなで和気あいあいと練習したり勉強するような。そんな部活のような場所になれたらいいな、と思っています。
活動内容
【タグをつけて作品を投稿する】
主にはこれだけです。しかし、その上でお願いしたいのが、
「月1以上」「継続していく」ことです。
こればかりは、参加者全員が同じ熱量ではないでしょうし、練習時間や絵を描く時間を確保するのが難しい方もいらっしゃるかと思います。
ですが、そこをなんとか!なにとぞ月1以上は全力を尽くした本気イラストをアップできる時間を捻出していただき!ご参加いただきたい!!なぜなら「画力向上お絵描き部」だからです!!!
本気イラストを描かなければ、自分の問題点や改善点に対しての取り組み方がわからなくなります。…いえ、それを言えば問題点だらけになるのでしょうが、本気でなければ「本気を出せばもう少し上手く描けたもん」という言い訳ばかりになり、いつまで経ってもその本気の日はやって来ないからです。ソースは私。
それに、本気イラストを描いてみる事でダメだと思っていたけど意外と描けたな、とか。自分を褒めるべき場所も見つかったりします。
絵がヘタだと、自分はダメだな、と責めがちですが、この褒めるべき場所を見つけるのも大事だと思っています。得意な所が見つかればその部分を描く事が好きになります。そうやって好きが増えればきっとお絵描きは楽しくなっていくはずです。
そして継続をしていくためにはどうすればいいか。これがこの企画の要だと思うので考えてみました。
【作品投稿の際は】
タグをつけて作品をアップする際は、「こういう所を頑張った!」「ここが上手く描けた!」など添えてみてください。次回自分で見返した時に、気付きや学びを思い出す為と、自分がここまで出来たんだ、と実感を得る為です。全力を尽くした本気イラストであれば、自分を褒めるべき場所がきっとあるはず。そこを余さず自分を褒めてあげましょう。
【タグ付き作品を見かけたら】
そして、#画力江上お絵描き部 のタグが付いた作品を見かけたら、イイネをつけてあげてください。
このイイネは、「応援してるよ!」「頑張ったね!」「あなたが頑張っているところを見てるよ!」「私も一緒に頑張るね!」というつもりでお願いします。
【NG行為】
①制作者さんは、「イイネの数を気にしないでください」。
「さっき「頑張ったね」「応援してるよ」のイイネだって言ったじゃん!」というお言葉が飛んできそうですが。これは厳密に言うと、イイネの数が少なかった、と落ち込んだり、イイネの数が他の人より少ない、と気にするのを止めましょう、という事です。
気にするとしたら、イイネの数をフィードバックだと受け止め、どうして少なかったのか、どうしたら次はより多くのイイネを貰えるようになるか、を考え、分析し、改善して、次の作品作りに活かすようにしてください。
②作品を投稿するとき、感想を求めたり、アドバイスを求めるのは、程ほどに。(あまり推奨しません)
ご自身の作品になんらかのアクションが欲しい気持ちはものすごーーーーくわかります。わかりますが、それではご自身が作品を見る側ならどうでしょうか。タグが付いた作品すべてに感想やアドバイスができますでしょうか。感想やアドバイスはイイネと違い、言葉を選び言い回しを考え語彙を捻りだし、簡単に出力できるものではありません。それに、参加者はほとんどが絵の発展途上ですから、アドバイスなんて感想より難しいはずです。
なので、どうしても悩みがあるとき、定期的に開催するスペースでの報告会でお話しいただく、もしくはそのお悩みを質問箱に投函していただいて、そのお悩みに対する答えを募集する、という形式をとってみようと思います。まだ発足したばかりでどのような運営になるか未定な部分がありますが、ご意見を頂戴しながら改善していきたいと思います!
③求められていないのにアドバイスをする。
これは②にも通ずる所がありますが、アドバイスを求めていない方にアドアイスをするのはお控えください。もし、ご自身の知識や勉強した内容で共有したいことがあれば、定例報告会スペースでご報告していただく形を取ろうと思います。
④作品を投稿するとき、過度に謙遜しない。
「自分の絵はゴミです」と言って投稿された作品にはイイネがつけづらい気持ちになってしまいます。本当に下手だと思っていても控えましょう。見ている方の気持ちも落ちてしまうかもしれないので、ポジティブな言葉選びを心がけてみてください。
⑤自分の作品と、他の参加者の作品を比べない。
同じタグを使っている以上は他の方の絵が目に入ってしまうので、どうしても気になることはあると思います。
しかし、他の方と自分を比べて、良い部分や自分に無かった部分だけを拾えるのならいいですが、自分は下手だなぁと落ち込んでしまうのなら、比べるのをやめましょう。
人それぞれ、絵描き歴や練習方法、練習時間はさまざまです。違って当たり前、レベル差が開いて当たり前です。とうらぶサービス開始時から始めていても審神者レベル100前後の人が居たり、始めて1年も経たずに200行く人だって、9年続けて300超えてる人だっています。
小学1年生と小学6年生が同じ土俵に上がらされて戦えるでしょうか。そう考えれば、比べるべきは他人ではなく、VS過去の自分になるはずです。
【積極的にやって欲しいこと(推奨)】
①作品を全力を尽くして本気で描く
②タグ付きで投稿(頑張った点を添えて)
③反応を見て、良かった点、良くなかった点を考える(反省会)
④反省会を踏まえて、改善点を見つけ出す
⑤必要であれば改善の為の勉強や練習をする
⑥学んだこと、気付いたことを踏まえて全力で作品を描く
以上繰り返し、というサイクルでお絵描き部に臨んで頂きたい、と思います。もちろん、強制ではありません。これは、さいとうなおき先生の「三ヶ月上達法」の中で語られている、「PDCAサイクルをぶんまわす」という方法です。
画力の向上の為、と冠する企画ですから、上手くならずにどうしますか!!
月1、というスパンでも、毎回毎回これを意識してお絵描きに臨むのであれば、描くたびに上達していくことでしょう。
むしろこれを月1どころかもっと短いスパンで回していければもっと早く上達していくのでは…!?
私は神絵師の絵の成長録を見るのが大好きなので、未来のみなさんの成長録を見られることを楽しみにしています!
さいとうなおき先生の3か月上達法の解説動画はこちら↓
https://youtu.be/8jsZGeaWkhE?si=FuHxYFfr7jRADu9S
【できればやって欲しいこと】
ご自身の作品でも、他の方の作品でも、良い部分を見つけましょう。そしてできればそれを褒めてあげてください。
前回よりよくなってる!とか。練習頑張った!とか。褒めるハードルはめちゃくちゃ低くしてください。なんなら線引いただけでエライです笑 毎日絵を描いてなかった人が、クリスタを開いただけ、スケブを用意しただけでも充分エライです!!
そして、作品投稿がある程度続けられた頃には過去の自分と時たまに比べて、あの時より私上手くなったじゃん…とほくそ笑んでください。これ、大事です。
自分の絵の変化って自分にしか気付けない所があります。だって、一番長く向き合っているのは自分ですから。誰かの投稿を見た時に、「前回よりここが上手くできた!」と言われて、サイゼ●ア間違い探しレベルでわからなかった、なんて経験ありませんか。ないですか。
それでは例をお出ししましょうか。
2023年頃に手癖で描いたラクガキでした。私はこれを見比べて、「あっ上手くなってんじゃん~~」て思いました。さて問題です。私は何をみてそう感じたのでしょうか。
アオリとフカンなのでちょっとわかりにくい所もあると思いますが、正解は「髪の描き方が良くなってる」でした。特に右目の横の髪の描き方や、左目のぱっつんに沿った形などです。目だと思った方、残念。目はむしろコロッコロ描き方変わってます、松井くん安定しないんだよね…
と、このように。自分にしかわからない「上手くなった点」は自分で褒めるしかないんですね!!!なので、素直にここ上手いと思ったら褒めましょう!できればメモしておきましょう!!そしてその上手いと思った部分を忘れないうちに次の作品を描いて定着させましょう!私はこの2023年の上手い!と思った髪の描き方を2024年になってすっかり忘れてしまいました!!
継続って大事!そして間を空けないのは大事!!
私がこの企画を通じて皆さんにお伝えしたいことは、ひとまずは以上になります。
定例報告会スペース(隔月)
これはまだ「できたらいいな」の段階なので、定例と言いながら定例にならない可能性を秘めています。
何をするかと申しますと、
①成長録報告会
②勉強報告会
③お悩み相談室
みたいなことをしようかと思っています。
スペースに参加していただいてスピーカーとしてお話いただくのでもいいですし、それはハードルが高い!という方が中にはいらっしゃると思うので、事前に報告や質問・相談などを質問箱などに投げていただいて、それに回答する、という会を考えています。
皆さんのお話を聞いてモチベを高めたり、気付きを得られる会になったらいいな、というのが目的です。
投書先は私のマシュマロ(https://marshmallow-qa.com/kishi_mino?t=VhYdIC&utm_medium=url_text&utm_source=promotion)宛てにどうぞ!
Twitter(X)でアンケートしてます。
■お絵描きチュートリアル
お待たせしました。全くお絵描きをしたことが無い方向けチュートリアルのお時間です。
とはいえ、一から丁寧に描き方を教える訳ではありません。
まずはいきなり今の実力の本気絵を描いてください!
絵を描けないとはいえ、〇を描いて、鼻と口と目を描いて、髪を描いて、ということは出来ると思います。まずは顔のアップだけでもいいので、今の実力を確認しましょう。
出来上がった絵は、とても見れたものではないと思います。わかります。では、その絵を見て一番改善したいと思う所を見つけてください。
人によっては、憧れの人の目の描き方に近付きたい、だったり、輪郭を上手く描きたい、だったり、髪をもっとサラサラに描きたい、などあると思います。その部分的な所を一点集中で練習していただきたいのです。
練習は模写で結構です!江好きの皆様におかれましては、td先生のイラストを模写されたいと思うかもしれませんが、初心者には先生は難しすぎると思います…もちろん、キャラに寄せる為に先生の模写も大事です。
しかし、td先生は塗りで表現するのが上手すぎるので、模写するには難しいと思います。初心者の方向けにはもっと線がわかりやすい、アニメの花丸の絵の方がおススメです。アニメ以外でも、線がわかりやすいな、と思うご自身の好きな作家さんがいらっしゃれば、その方でも結構です。
とにかく顔だけでいいです!顔が上手く描けるようになるまで模写してください!
身体は後からでもなんとかなります!私は身体を描く練習をしたことないです!やったことと言えばポーマニ(ポーズマニアックス)だけです。
逆に言えばポーマニさえやっていれば身体はなんとなくでも描けるようになるので、毎日の習慣に取り入れる事をおススメします。
30秒はとてもではないけれども間に合わない、という方が多いと思います。そんな方は一旦は3分でも5分でも、時間無制限でも結構です。
けれども短い時間の中で描き切る、ということが大事なので、せめて1分で描き切れるようにはなってください。
私の練習方法ですが、
まずは10秒×10体でお絵描きスイッチを入れ、
そして30秒×10体で手慣らし、
次に60秒×10体で本気で頑張り、
最期は90秒×10体でじっくり目に描く。
という風にしてます。
いきなりここまで描くことも難しいので、まずは豆もやし>棒人間>関節の描き込み>肉付け、とだんだんとレベルアップしていけたらいいですね!
私は今まで、二次創作のイラストとポーマニだけ続けてきました。
途中途中でたまーに模写したり、上手い人を真似たり、ということはありましたが、本当に少ししかやってません。
それでも、10年くらい続けたらなんとか見せられる程度にはなりました。
私も昔はヘタクソだったんだよ、と安心していただきたいので、どのような絵を描いてきたか紹介します。
岸本実成長録
まずは最古のデジタル絵、2007年のおえかきBBS の絵です。
この時、デスノートの小畑健先生に憧れていて、それを友人に話したら「お前になれる訳ね―じゃんw」と笑われた記憶があります。
コピックで塗って、背景や文字入れをPhotoshopで入れたやつですね。2008年…って何年前…?
今になっては下手だなあと思いますが、当時はこれが全力で、何度も下描きを消しては描き直し、を繰り返して繰り返してやっと!がこれでした。
これ2011年だ…!?ちゃんと1枚絵として仕上げてて、背景もしっかり描いててエライ!リクエストで描いたのですが、似てないて言われました。私もそう思う。
2014年です。背景だったり人物を暗めに落として雰囲気作ったりしてエライ!しかし2011年からの成長を感じないですね…
2015年から刀剣乱舞にハマって、当初は絵を描いていたものの、神絵師ばかりだったので小説に逃げるなどしました。ちょいちょいネタで漫画とかを描いてはいたのですが、絵からは逃げてましたね…
そして2019年に松井が実装され…
2020年3月20日の重要文化財指定日記念絵として描いた松井くんです。
この頃はあまり絵を描いていなかったものですから、久々に頑張って描いたものだったんですけど、今見るとひどい。本当に。
これが2024年だ!(「これが6速だ」のテンション)
9月の極豊前の絵です!頑張った割には思ったよりリツイートやイイネが少なかったので、もっと上手くなりたいと思いました!
今思えば、時間はかかっているもののちゃんと成長してますね…にしても2020年~2024年は特に上手くなりたいと思っていたので、上達してるなって感じました。
お絵描き部に参加される皆さんの、こういう成長録を見たいな、って思うので、ぜひ!一緒に頑張って行きましょう!
次回!12月に改めて活動報告のnoteをしたためようと思います。よろしくお願いします!
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