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女同士
随分更新が滞ってしまった。
もともと主人と、主人の病気の事が書きたくて始めたnoteだから。
それをほぼ書き終えてしまったから仕方ないのだけれど。
今は、これから弱っていくだろう義母と実母の終活の事が頭から離れない日々。
ほぼ週末ごとにどちらかの母の元を訪ねているのだけど、毎回息子が車を出してくれる(主人が元気な頃から良く付き合ってた)
うちの家族の中で義母や実母に対しては息子が一番優しいし、寛容だと思う。
これはもうどうしようもない性別のなせる技なのか。
どうも私や娘にとっては“引っかかる”母親達の物言いが、息子は上手くスルー出来るらしい。
対して娘は思い込みや決めつけの激しい祖母達に、成長する程に“面倒くささ”を感じるようになって来たようで、
「おばあちゃんらって何であんな意地悪なんやろう」と言う。
自分に対してではなく(どちらの祖母も身びいき強めで孫には甘々である)周りの人間に対して。
何かにつけて比べたがり、新しいものを否定する姿勢は、少々の事では変わらない。
挙句、年頃になると、
「お嫁に行かんなあかん」の、「お嫁にもうてもらわれへん」のと言われて、
娘にしてみれば「お嫁って何?(怒)」状態である。
「もし結婚する事があっても、おばあらには言いたくないなあ」と言う。
(当のおばあらは、孫娘が「お嫁にいく」のを心待ちにしているというのに)
息子に、そういう葛藤は無いのか聞いてみた。
「えー、だっておばあちゃんの言う事やん」だそうだ。
ただ、「疲れるのは疲れるよ」とも。
見習いたい鈍感力である。