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セカンドハウス 『金木犀咲く』
セカンドハウスを内覧した際に、建築と庭のヒメシャラの大木が気に入って購入を決めた。
その際庭をぐるりと見渡すと、どうやら金木犀も沢山あるようだった。
『全部咲いたらいい香りだろうね。』と思いつつ、季節は2月。
金木犀は花の季節ではないし、『どうやら金木犀、多分金木犀。』という『曖昧な常緑樹たち』という位置付けとなっていた。
9月末、他で金木犀の香りがし始めたところもあったので、『金木犀だったら、いよいよ家も。』と期待して草刈りの途中、枝をじっと見つめてみたが『花芽』のようなものが見当たらない。
『本当に金木犀なのかしら?』
いろいろ調べると心当たりで言えば『剪定のしすぎかもしれない』、にたどり着く。
確かに購入前、金木犀と思われる木々が『まん丸』に整っていたので、昨年の『強剪定』が原因ではないかと、今年の開花は半ば諦めていた。
ところが先週、秋雨の土砂降りの中、到着して車のドアを開けるとふわっとあたり一面金木犀の香りが。
『間違いなく金木犀。咲いてるぞ!』と思わず歓喜の声をあげた。
乾いた晴れの日より、しっとりとミストが加わり、香りがその場に沈殿している感じだった。
大きく鼻を膨らませて、その香りを十分堪能した。
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ここの金木犀は、土地の境界の部分の植栽に使われている。
長靴履いて傘をさして、庭に出てみる。
全部が満開に近かった。
数えてみると19本もある。
いやいや、誠にありがたいこと。
金木犀の開花期間は、せいぜい一週間。
来週はもう花もほとんどなくなっているかもしれない。
秋雨は止む事なく降り続く。
カメラのレンズが濡れないように気をつけながら、落花した黄色い花びらが雨水に流されていくのを見送った。
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追記
雨の日は、軽い室内作業のみ。ようやく洗面所に鏡がついた。
これで作業後のお顔汚れがチェックできる。
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そして、音楽も欠かせない。
この家と同じ、1970年後半かから80年代前半の音楽がやはりしっくりくるものだ。
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