Blenderの3DモデルをPMXにエクスポートする方法2024
BlenderからPMX形式で出力してPMXEditorに持ち出す情報が散り散りに錯綜しているので、ここに最新のまとめを記す。
まずは mmd_tools をインストール。
Get Add-onをクリックしたあとBlenderにドラッグすることでインストールできる。
https://extensions.blender.org/add-ons/mmd-tools/
![](https://assets.st-note.com/img/1726568195-fRY1zXqrPCtIjDy0nTheOump.png?width=1200)
そうするとツールシェルフにMMDが追加されるので、出力したいモデルのArmatureを選択し他状態でモデル製作を開き、モデル変換をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1726570265-HJPeuOZhygClsmrjQkwcTpoz.png?width=1200)
サブウインドウが開くのでOKをクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1726570318-eoBQgy3I80X92mhauj5OCHDU.png?width=1200)
これでオブジェクトの構造がPMX編集用の形式に変換される。
次に必要なのはボーン名の置き換え設定になる。Blenderのボーンの名称を維持したまま設定することができる。
Armatureをポーズモードで開き、ポーズモードまたは編集モードでボーンを選ぶ。するとプロパティエディタのボーンタブにMMDボーンツールが追加されているので、ここにある名前の部分にMMD上でのボーン名を入力する。たとえばMMDの標準準拠ボーンで腰のボーンの名前は「下半身」なので、そのように入力する。
![](https://assets.st-note.com/img/1726571491-sM6acwkAt85Pgydopzq2GBKu.png?width=1200)
全身のボーンの名称は以下の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1726573643-8t2iDNWSY6cwxzdE9mbqgpPs.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726574418-G7NfRorwdjxA1VIgcE9yDpUL.png?width=1200)
ボーンをすべて設定し終わったら、非表示にしているボーンをすべて表示状態にして(しないとPMXEditor上で表示されない)、MMD出力する対象のオブジェクトのどれかを選択した状態で、MMDのツールシェルフのモデル:エクスポートをクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1726575798-50U38mZsI97vPSXpODwuH1LB.png?width=1200)
現れた画面でExportPMX Fileをクリックすることで、PMX形式の基本的なファイルが作成できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726575813-iS7ERKZuxoJYBHlL4zgc1pMX.png?width=1200)
このとき「テクスチャをコピー」は初期状態で有効になっている。新しくテクスチャのフォルダを作成する必要がなければ外しておく。
このファイルをPMXEditorで開くと、エクスポートで来ていることが確認できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726575868-JYZbfCF9LhHRrEdwOBgp72iA.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726575952-kIPog3FDQcZrulesySAE16aY.png?width=1200)
以上で最も簡単なエクスポートが完了する。ここからPMXEditorや各種プラグインを使用して、Aポーズへ変換、ボーンの設定など設定を行っていくことになる。
ことになるのだが、PMXEditor自体が出来てからだいぶ時が流れており、ネット上の情報も精査しづらい。またモデルの編集をしたらまた一からやり直さなければいけないので手間もかかる。
ここでBlenderのみで完結する方法があれば、新しくPMXEditorを覚える必要もなく手間も少なくて済む。この方法をまとめて「Blender だけで PMX をセットアップするチュートリアル」として販売している。
PMXEditorのプラグインを使用するほうが便利な場合もあるが、手早く済ませたいなら役に立つだろう。