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読書感想『「いい人」の本性』第十四章 テロを利用する「一部極端な界隈」

第十四章 テロを利用する「一部極端な界隈」

今回はTBS中東支局長のポストから。
2023/4/15、岸田総理が遊説先の和歌山県で爆発物を投げつけられた事件を受け、中東支局長はこうポストした。

「衝撃のニュース(中略)テロ、暴力行為は断じて許されるものではなく、一ミリも肯定されるべきではない」
しかしポストはこう続けられる。
「にもかかわらず、左翼マスコミはテロを賛美しているとか、容認した結果また起きた、と言ったような意見が見受けられる。なんともはや。いや確かに一部極端な界隈ではありましたが、そうしたヒトたちと十把一絡げに同一視するのはいかがなものか」

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2,078字
拝金主義者、中立を装う人、国際テロ事件の首謀者、容疑者は「かわいそうな弱者」、弱者ポジションのうばい合い(争奪戦)……興味ある章タイトルの並ぶ著作を一章ごとに掘り下げた読書感想という名の述懐。

飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で記述。 著作の内容から想起したわたし自身の体験や思いを書き綴る。まえがきから一章ごとの記…

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