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ほぼ読み専が極端な要望をする話。其の二。

前回はこちらの記事です。

うおー。随分前の記事だな。もうすっかり変わってるよ(おい)
今年もカクヨムコンありましたね。わたしはほぼスルーでした(おい)
Xのフォロワーさんの宣伝で「あ、読みたいかも」と思った一話完結ものだけを読んだかな。それもちょこっとだけ。コメントまでして☆をつけたのはほんの僅かでした。

すごいよね。書き手さん達って。なんだかんだ言っても結局はお題が出れば書いちゃうんだもの。今回のお題はちょっと面白かったですね。
とはいえコンテスト期間中にはとても読み終わらないです。一話ものでも。
やっぱ、こういう雑文と違って小説って読む側も構えますものね(汗)

エッセイっていうか、雑文と小説の違いってわたしの中では結構はっきりと線引きされています。別物だわ。
そして、小説に対しての基準がうるさい(笑)
以前の記事にも書きましたものね。

まず私は「縦読み」で読みます。出版された書籍を念頭にして読むんです。なので、ものすごく行間の空いているもの、セリフの途中で改行されているもの、三点リーダーが二個使いにされていないもの、段落の一字下げをしていないもの、会話文のなかに句点が入っているもの、キラキラネームのキャラクター(覚えられません)。これらは、読む気をごっそりと削がれます。そんなの気にならないという方に読んで頂いて下さい。

ほぼ読み専が極端な要望をする話。

こういうとこな。いわゆるお作法ってやつ。
何はなくても読みやすさのためのお作法がそこそこ出来ているものじゃないと読めない。しんどい。(こころの中で毒づいてる・おい)

コロナ戦争を経て(いや、まだ只中か)物書きさんたちの意識や書き方は変わったのでしょうか。異質な数年間でしたし。
出版社の求める作品って変わってきたのでしょうか。
あの「セクシー田中さん」事件以降、出版業界に変化はあったのでしょうか。コンテストの役割や内容の変化は?

アンテナ張ってないのでわたしにはよく分かりません。
ただ、周りのフォロワーさん達がカドカワだけでなく、色んな出版社のコンテストに自由に幅広く応募しているなといった印象です。
自分に合った発表の場を求めて、次々と応募を繰り返していく感じ。
ですよね。エンタメ求めているところに文学出したってそりゃ弾かれる。
求められているところに出すのが近道でしょう。

「セクシー田中さん」事件でわたしが思ったのは、出版社まではギリギリとしても? その先……アニメ化、ドラマ化、映画化での原作ってのは「原案ですらない」のだなあということ。
なんてーか「アイデア」って感じ。「素材」かな。

それでも楽しめる作者もいるかもしれない。自分の生み出したアイデアが映像化されるんだものね。
ただ、自分の作品を我が子のように育ててきた作者にとっては……うーむ。
そこは随分な差があるでしょうね。てか、キャラ自体をいじられるなんて、わたしだったら発狂しちゃうもんな(笑)

書籍化を狙う書き手さんたちは、そこいらの割り切りがいいのだろうなと思った昨今でした。ここいらは「ほぼ読み専が極端な要望をする話。」を書いた数年前とはまるで感じ方が変わった点です。

ガンガン公募に出してる書き手さんは、けっこう書籍化してきてる感じ。
タフだよなあと思いつつ、大変なのは二作目三作目なんだろうなあと思ったり。
アマゾンでファンの作家さん(恩田陸さん)のフォローをしてるのだけど、着々と新刊の案内が来るんですよねえ。ほんっとプロって凄すぎると思ってしまうし、読みこなせないよーーとも思ってる(笑)
恩田さんは読書家でも有名だものな。書く人って読む量も半端ないのね。

さて、カクコンに参加された書き手のみなさま。どうでしたか? 楽しかったですか? 手ごたえは?
そして、昨今の出版業界についてリサーチされてる方、教えて下さいませ。
今回の極端な? 要望はここらへんかな(笑)
デビューのために心がけていることってなんだろう? って思っています。
色々と厳しい話があった後ですしね……。

わたしが今回のカクコンで思ったのは、書かなきゃいられない! って人にとってのあのお祭りは、やっぱ必要なお祭りなのかなってこと。
なんだかんだ言っても、書く人ってのは言われなくても書いちゃうんだなーってことでした(いまさら・笑)


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如月ふあ
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