自問自答ファッション 踏み出す第一歩
初めまして。ここ1か月で自問自答ファッションを知り、ついに試着のDoをしてきたのでアウトプットをしに来ました。20代のファッション初心者、樹雨と申します。よろしくお願いいたします。
試着と言っても今回はメイクです。メイクもファッションの一部ということで一つ。
初めてコスメカウンターに行き店員さんと話しました。
探していたのはUNMIXのレッドです。
口紅もなんとなく顔色が悪くないピンクしか持っていない。
そしたら赤がいいんじゃないか?って言われて確かに、そっちのがピンクより自分らしいかもしれんと思ったからです。
あとはブランドがヘルシーな感じに惹かれて。好きな雑誌はGisELeです。なんか雰囲気が似てると思っています、勝手に。
店員さんにはステインとグロウのちがいも教えてもらいました。
高発色でしっかりつくのがステイン
グロウバーム、薄い感じでトップに使えるのがグロウ
赤もいいがブラックチェリーもいいな……
どっちかって言ったら、単色でかっこいいし、先住民ピンクリップと重ねづけできて印象を変えられるブラックチェリーかな……ということで赤リップ買いませんでした。
持ってないので揃えとこう、ピンクリップ。
なんとなくピンクよりいい気がする、赤リップ。
かっこいい方向の洋服に合わせたい、ブラックチェリー。
しっかりと自問自答できたかどうか?できたのはブラックチェリーですね。エライ!
ですが、赤は買わなかった。
こういう時、初志貫徹できんかった……ってへこみがち。じぶんは優柔不断なんだ……と。
いいや、わたしの”コンセプト”には合ってるし、それこそが初志貫徹なのではないか。
むしろ無難に持っておけばいいんじゃないかという理由で買うことは、自問自答ファッションを志す身としては買い物成功の反対である。
そこは問題ないな!!
反省すると、プロにいろいろ質問すればよかった。後から思いついた中だと3つ出てきた……。
・この色の口紅に合うアイシャドウはどれがいいか? (発展していく
・シアーな発色を探しているが他のブランドにはないか? (選択肢を広げる
・コスメカウンターに行くの初めてで両方買うか悩む。こういう時、あなたならどう考えますか? (思考の幅を広げる
気づいたけど、そもそもわたし、店員さんに質問するという意義あるのか??って思ってたんだな。
コスメのことは分からない。だけど話すことのメリット、世界を広げることもよくわかってなかった。
それに、買うのが最終目的になってたんだ。
そこが反省点だなぁと思いました。
コスメカウンターの店員さんに聞く機会があったのだから、このリップに合うメイク教えてください!と言えばよかったな……。
だってこれからブラックチェリーに合わせるメイクを試行錯誤する日々がはじまるのだ。
わたしのPDCAはPすら諦めてて、将来性抜群というか将来性しかないんだけども。一日の終わりにやっと終わったわ……って毎日思ってるんだけども。
PDCAをまわすため、きいときゃよかったな……。
だからこそ今回の反省を糧にして、未来の私へ”申し送り”するんだな……。今、納得しました……。
今のわたしの思考に足りないのは発展性だと思います。
買うのが終着点ではない以上、
リップを買う=メインをリップにしてメイクを合わせることを前提に、
プロに質問すること。今度やってみよう。
というか、他の選択肢を見つけて試着を繰り返す工程を抜かしている。むむ。ここも問題だなぁ。
ここからは自分の思考回路のゆえんについて、気づいたことをアウトプットしていきます。
残しておくためにね。
つまり自分語りをします。
ここまで書いて今までのわたしの思考回路は、発展性の反対だったんだ……って気づきました。
そも、足りないものを見るのをしてきませんでした。逆に言うと、満足しているよ、というふりをしていました。
そして子どもの頃に思い込んだ価値観なんだけど、足りないものを得て発展することは悪でした。
なぜって、それってお金がかかるでしょ? 親の金を自分のために使わせることが嫌だったのです。
なお発展するメリットは度外視していました。短絡的に即物的なお金のことしか考えられなくなる、困った悪循環に入り込んだからです。
わたしの社会が少し広がり物事を少しずつ理解できるようになった頃にリーマンショックがありました。
職を失い失意のどん底にいる親に、子どものわたしのためにお金を出してと言えるでしょうか。
後の本人曰く”人生のどん底にいた頃の”親の姿を見てるだけだったんです。
わたしは幼くて金銭面で支えられないどころか支えられてるだけ。
今なにも出来やしない。今稼げない。
できることがなくて、蚊帳の外にいることしか出来なくて、自分も関係者のはずなのに話し合いの内容も分からない。
”心配するな”と言われるだけでなにも出来ませんでした。
だいぶショックでした。あ…泣けてきた。
親からすれば、今思えば、子どもの習い事をやめさせたくらいであとは何も求めていなかったのだと思います。健康でいることが仕事だったと思います。自分の責任以上にショックを受けていたと思います。
だけど、習い事の友だちと努力する場がなくなったのもショックだったし、親が苦しんでいるときに個人的なことでショックを受けて何もしないというのは、もっと苦しかった。
いざという時に何もできないじゃん、という呪いを自分にかけ始めたころです。
そんな感じで自主的に身を削る節制につとめて、中学に部活動必須と言われて入ったのは吹奏楽部でした。部活はお金がかかる。それでもやめませんでした。
技術を習得することは技術だけでなく努力することを知り、自分がのめり込むことができる。
自分で関わり、何か行動することができるんだ。
何もできないと泣いていた幼い自分にとってかなり大事なことでした。
そこから部活に勤しむ生活を送りました。一生懸命にやってました。
ただ、引退した時にまた何もできない自分に戻ったような気がして虚脱感につつまれたのを覚えています。
もっと言うとお金が無くなっても志や経験はなくならないのだ。と今では言えますが、親のお金で活動していることに罪悪感がありました。
こうやって振り返ってみると、限られた中で頑張るのは、誰だってそうだと思います。
だからこれからは心身ともに心地よさを見つけていきたいです。
そして、その限界の中じゃあみられなかった景色を見てみたいと思いました。
そのためには、そう。JIMONJITOUです。
部活では、技術を磨いたり、信念をもって取り組んだり、部活仲間に影響を受けたり、講師に導いてもらったりしていました。
それは自問自答ファッションでも感じています。
熱心に取り組むガールズが、一度ふりかえってみたり、立ち止まったり、足跡を残したりする文章たちを見ると熱を分けてもらった気がします。
それで私も何か行動してアウトプットをしてみたいと思った。
かなりいい影響を受けてます。
私にとって自問自答ファッションは、本業の傍らで熱中している放課後の部活という位置づけにあるのかもしれません。
きっとNoteはガールズが努力したあとに帰ってくる部室だな。
Twitterは部活動のあとの帰り道のガヤガヤ感っぽい。
そして、あたたかく道があることをそっと導いて背中を押してくれる顧問の先生は、あきやさんですね。
ああ、とても息がしやすい空間だなぁ。
心根を、文章にしたらだいぶ心が温まりました。泣けてきた。
とりあえず、一歩です。
どんな一歩でも大丈夫。
雨上がりに水溜まりに足突っ込んで濡れてしまっても楽しくなるわたしなら、
どんな一歩でもそれはそれで楽しめちゃうのでね。
短文のつもりが、長くなったな……。
もし読んでくれた方がいらっしゃるならば、一緒に大きく伸びをしておきましょう。う~~~ん!肩凝った!
どうでしょう?ついでに目もほぐしましょう。気持ちいいくらいで指圧するといいらしいです。
こんな冗長な文ですが読んで下さってありがてえ…ありがとうございました!
さて、この文章をJIMONJITOUデビュー編と称しまして。
ひと段落ついたところでここらへんで失礼いたします。
おつかれさまでした!(部活を思いだしながら)