お詫びと年末のご挨拶
ご無沙汰しております。木崎です。
今年もnoteをあまり活用できないまま一年が終わってしまいました…。
びっくりするぐらい時が経つのが早い。何なんだろうな、これ。毎年言ってるけど年々早くなってる気がする。本当に何なんだろう。嫌だなあ。
なんてぐちぐち言ってても仕方がないので、本題に入りますね。
まずはお詫びです。
読者さまから頂いたお手紙やプレゼントのお礼として、毎年年賀状をお送りしておりましたが、諸事情により今回で最後とさせていただくことにいたしました。
毎年楽しみにしてくださっていた方には大変申し訳ないのですが、どうかご理解いただけますと幸いです。
本当にごめんなさい。
身内に不幸がありましたので今年はプライベートの年賀状も控えるつもりでいるのですが、昨今では年賀状じまいをされる方も多く、いただく数も年々減ってきているので、私も此処いらで終わらせてもいいのかな…と常々思っておりました。
理由は他にもいろいろありますが、作家生活10周年という節目を迎えることもあり、今回のタイミングで最後にしようと決断した次第です。
今後、読者さまからのお礼につきましては、引き続きインスタの方に載せていこうと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
(今までいただいた分はすべて写真付きで載せておりますので、到着確認にご利用ください)
という感じで、最後に年の瀬のご挨拶を。
振り返ってみれば、なにやらバタバタした一年だったなという印象です。
バタバタしてた割には何事も進んでないような気がして、いったい私は何をやっていたんだろう…と愕然としております。
仕事面に関しては、新しいことに挑戦できた一年でした。文芸誌の寄稿も初めてのことでしたし、専門学校の講師(人前で話す)という苦手なことにも挑戦できました。
特に講師の仕事は本当に難しくて、自分の課題がどんどん出てきて、本当に試行錯誤の繰り返しでした。
まじで上手くいかん。人に教えるのってめちゃくちゃ難しいなと改めて痛感しますね。
普段感覚でやってることを言語化して伝えることができなくて苦しみました。今も苦しんでいます。
ゼミの授業は残り2回あるので、少しでもお役に立てるように頑張りたいです。
上手くいかないことも多かったですが、ちゃんと上手くいったこともありました。
2023年の個人的なテーマは『誠意をもって仕事をする』と決めておりましたが、その意識付けがしっかりできたかなと思います。
今まで「もうこれくらいでいいや」と諦めていたところを、「いや、本当にそれでいいんか?」「もうちょっとやれるんじゃないか?」と踏み留まることができるようになった気がします。
もちろん商業作家という立場ではある程度の妥協も必要で、「商品」を作っている以上は締切がありますし、完璧なものにしようと突き詰め続けることは不可能なのですが、「決められた時間の中で今の自分の全力を出す」ということは一年を通じてやれてたんじゃないかなと思います。
2024年のテーマはまた別のものにするつもりですが、この意識は引き続きもっておきたいです。
プライベートはとにかくキックボクシング頑張ってたなぁ。どんどん足が太くなっていってます。今まで履いてたジーンズが入らなくなって全部処分したんですが、新しく買った大きめのサイズも最近ちょっとキツくなってきました。
タンパク質を多めに摂るようにしたこともあってか、なんだか最近体の調子も良いです。スナック菓子や甘いものを欲しがらなくなって、お酒を飲むこともなくなりました。あの私がですよ。この体がアルコールを必要としなくなるなんて。驚きです。
脳みそがしっかり働くようになって仕事も捗るし、タンパク質まじで大事だなと思いました。
あと、猫が頻繁に体調悪くなってしまったので(といっても虫歯が痛くてご飯食べなくなったり、血液検査で採血されたショックで人間不信になってご飯食べなくなったり、といったものですが)、動物病院に行く機会が多くて心が疲弊してました。
やはりペットの健康はメンタルを左右しますね。ずっと元気でいてくれ…。
それから、自営業の友人とのミーティングを定期的に開いて、いつも仕事のことを相談していたおかげもあって、自分の中のまとまらない考えとかモヤモヤした悩みを整理しようとする心の癖がついたような気がします。
決断する筋力が少しずつ鍛えられてきたというか。小説を書くという作業は「悩むこと」「考えること」ではなく、すべて「決めること」の繰り返しだという意識の変換が、自分の中でハマりかけているところです。
別のフィールドにいるけど同じ熱量で目標に向かって頑張っていける存在って本当にありがたいなぁと思いました。
ダンジョンをクリアできた!大きくレベルが上がった!というような感じはなかったけど、ちまちまモンスター倒して稼いだお金で武器とか防具とかを一通り揃えた、そんな感じの一年でございました。地味だけど、生活は整いました。そういう意味ではいい一年だったのではないかと思います。
そしてそして、来年はなんとデビュー10周年ございます。
長かったようであっという間でしたね。今もまだ新人気分が抜けておりませんが。
ここまでやってこれたのも読者さまのおかげです。本当にありがとうございます。来年は10年の集大成をお見せしたいと思っておりますので、ぜひぜひご期待くださいませ。
というわけで、本年も大変お世話になりました。私の作品を読んでくださった読者さまに深く御礼申し上げます。
引き続き頑張ってまいりますので、2024年も何卒よろしくお願いいたします。
それでは、皆さまよいお年をお迎えください!
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