C103に参加した感想
紀咲です。今更ですが、C103に参加した感想をしたためようと思います。
一個人の感想であることを念頭に、感じたことなどをまとめます。因みに写真は参加当日早朝に撮ったものです。
①参加したきっかけ
これは別記事でも書きましたが「記念参加」です。
コミケ自体は学生時代から一般参加で何度も行ったことがありますが、サークル参加はこれまでありませんでした。
一般参加していた当初は女性向けでもコミケに参加しやすかったので、その時にサークル活動をしていたら、もしかしたらサークル参加していた可能性はありますが、正直今のコミケって女性向けではなくなりつつあるな、と感じています。
ここに関しては致し方ないことで、やはり赤ブーブーさんが頑張ってるということが一番大きいのかな、と思います。半年に一回の大きなイベントも楽しいんですが、自分が出たい出したいと思った熱量を早くにぶつけられるイベントを開催してくれるのはとても助かりますので。
また一度サークル参加はしたことがありますが、アンソロ頒布のためだったため個人での参加ではありませんでした。
そのため、「やはり一度はサークル参加したい」と考えたのが一番のきっかけです。
後はまあ…サークル参加費が下がったこともあるんですけど、それはついででしかないです。きっかけをくれたのは参加費改定があるかもです。
②申し込む
イベントの申込自体は、正直赤ブーブーさんに何度も参加している身のため難しくないでしょ~ぐらいに思ってましたが、一つしたことがあります。
そう、マニュアルを読むこと。
当たり前なことではあるんですが、これまでサークル参加したいと思ったことがないため、コミケマニュアルに目を通したことがありませんでした。そりゃそうだ。参加しないイベントのマニュアルを読んでたらそれはそれで気持ち悪さすらある。
また準備会が毎回読んでねと言っているのでちょっと有名ではあるマニュアル。ここを読む所から始めました。
けれど書いてあることはごく当然のことで、何かを気にしないといけない、ということはありませんでした。元々赤ブーのイベントに何度も参加しているので不慣れでもないのが大きいです。そのため申込もそう問題なく行えました。
が、それでも注意したのは「サークルカット」でした。
コミケは不備があれば落選も当たり前のイベント。特にサークルカットで不備が出てしまうことが多いとか。そういった話は有名です。そのため、自作する時はやはり創意工夫が必要です。
絵が描ければ解決するんですが、絵が描けないので困るんですよね。できることは素材を使うことと文字を入れることだけではあるんですが、コミケはカタログが紙からwebへと移り変わりつつあるので、カラー掲載ができるのが大きいと個人的に考えています。
なので背景と文字入れて、文字は縁取りして読みやすくして…で申し込みました。結果問題なかったので良かったです。
③当落確認
私はうっかりすっかり忘れてしまったのですが、当落確認のメールアドレスの登録をしましょう。私はしたものだと思って忘れました。時折そういうのを見てましたが、本当にやる。みんな一度はやってる。
なので、もし当落確認を確実にしたいという方は、絶対にメールアドレスの登録をしましょう。
いやほんと、これは肝に銘じておこうと思いました。
当落発表当日、やはりwebカタログがサーバーダウンしかけるぐらいにアクセスがあったので、結局一時間ぐらいヤキモキさせられました。
メールが届いていればそんなことしなくて良かったのに…です。なのでみんなは気を付けようね。
④新刊を用意する
どのイベントに出るにも大事なんですが、新刊、用意しました。
夏はともかく、冬のコミケは年末なこともあってかなり前倒しで原稿をする方が多い印象。そして私も同様でした。
まず締切が早い。その分割引率も高い。当たり前なんですけど。
絶対的自信もないのに早い締切があるとそれをつい目指しちゃうし、大体守れてるんだよな…なんでだろう。
ということで、別記事にも掲載したとおり、PICOさんの年内までのセットだった「オリハルコンセット」で新刊を用意しました。すごく頑張りました。
⑤宅配搬入を諦める
いつもなら宅配搬入をするんですが…搬入のマニュアルを読んでいて不明点しかなく、間に合う気がしないため断念。
荷物を確認したら新刊のみだからかそんなに荷物が多くないこと、当日は家族も同行のため手搬入でいけるな?と結論を出して手搬入しました。
手搬入は確かに問題なく行えたので、たまにはこういうのもありだったかもしれません。忘れ物などをしないのであれば。
マニュアル読んでもこの体たらく、コミケに毎回出ている方を尊敬します。
⑥当日までの準備
女性向けだし当日はそこまで頒布しないだろうな…と思ったのですが、一応無配は用意しました。記念だし。時間もあったし。
後は荷物だけ絶対に忘れないように念入りにチェックも。まぁ忘れ物をしたんですけど。
そして大事なのは買い物系ですよね。
今回西配置だったんですが、東にフォロワーがいたり、買い物したい所があったりとでかなり困りました。
いつから切り替わったのか分からないんですが、サーチケも二枚に減っていて、お買い物も頼めない状況。
なので仕方なく、同行する家族にお買い物をお願いしました。
家族の同行理由はコミケに参加したことがないからでした。一度ぐらい空気を味わおうぜと。本人もそこまで嫌がってなかったので。
⑦当日の振り返り
・Wi-Fiありがとう
月末なのでデータ容量が空になってしまい、設営後は一人で暇でどうしよっかな~(家族には既に東へ行ってもらってた)とか思ってたんですが、コミケはいつもWi-Fi環境が整っているので、余裕でした。お陰でやっていなかったソシャゲのイベント走れました。ありがとうWi-Fi
・設営はすぐ終わった
慣れてるのと新刊一冊だけだったので設営は本当に早かったです。気付いたら終わってたぐらいの。だからあんまり参考にならないかも。
朝は九時ぐらいにビッグサイトに着くようにしました。設営は十時前に終了と優等生でした。
・見本誌の提出等々はスムーズでした
無配も含め当日は頒布物全てが全年齢だったので、事前に自宅で書いたシールを貼って、封筒に記入して、とやっていたら簡単に終わりました。そうじゃない場合はもう少し掛かったのかも。提出後も何も起こりませんでした。
・人がとにかく多い
人の入り方は昔に戻りつつある、という印象。コロナ禍明け初めての参加ではありましたが、昔の記憶が掘り起こされましたね。イベントが盛り上がるのはいいこと。
・男性も買ってくれる
デザイン表紙で全年齢でNL小説本、女性しか買わないものだと思っていたんですが、男性も少数ですが購入してくれました。ジャンルが好きなんだろうなという方もいらっしゃったのでちょっと嬉しいような、恥ずかしいような。いつも女性ばかりのイベントにしか参加してなかったので新鮮でした。
・新刊交換をした
女性向けジャンルだと、殆ど新刊交換ってしないんですよね。私も親しい友人とでも全然しないです。理由はいくつもありますが、値段の格差が激しい時があるから。主にこちらの方が、サイズが小さいのにページ数多くて金額高いことが多くて…友人らもそれを察してお互い購入したりしてます。金額が一緒だと交換だーって言ってるんですが。
そんな中、今回初めてお隣の方と交換しました。新刊を。「○○ですけど大丈夫ですか?」と地雷の有無確認はありましたがそれ以上はなく、私も嫌じゃなかったのでしました。
コミケの新刊交換、新鮮で良かったです。これも醍醐味の一つ。
・お隣のサークル様に助けられました
お隣の方は二人でいらっしゃったこともあって、帰る時にわたわたしていた所を助けていただきました。こちらの不手際をすみません、本当にありがとうございます。とても優しかったです。
・異性の方に絡まれる
これは私が性別が女で、一人参加だったというのもあるんですが。男性に大きな声で「これ何なの?」と仰られまして。
全年齢小説ですと伝えたんですが、恐らくジャンル関係なく回っていた方だったのか、男性向けには少ない装丁にふーんみたいな感じで話し掛けられ、最終的に購入してもらいましたがこちらの動揺はすごかったです。
普段一人参加でも余裕なのは、相手も女性であることが多いからというのもあり、流石に異性に大きな声で話し掛けられるとびっくりしちゃいますね。それ以上は何もなかったので安心しましたが、コミケに女性一人で参加するのは危ない気がすると感じました。毎年トラブルなんかも聞きますからね。
⑧総括
そんなこんなで、当日は13時ぐらいに撤退して、東に少し寄ってから家族と合流して帰りました。
家族は無事に買い物三件を成し遂げてくれたので圧倒的感謝でした。
新刊の残りも委託したので荷物も大きく増えませんでした。
そう言った意味で、「新刊しか出さない」などの理由があるなら、今回みたいな参加方法はありだと思います。
またやはり、個人的にコミケは「男性向け」だったりとか「女性向けでも旬のジャンル」(今回で言うとゲ謎とか)だったら、参加すると良いかもです。
やはり女性はジャンルオンリーでの参加が大半なので、難しい所ですね。
コミケでの頒布数はギリギリ二桁ぐらいでしたが、半分以上は通販で出たので助かりました。
夏は暑いのでしんどいですし、冬は寒くて凍えそうですが、やはりコミケはコミケでしか味わえない空気などがあるので、久し振りに参加できて、記念でサークル参加もできたので良かったです。
ただ女性の方は、一人参加は避けましょうね。ジャンル関係なく、なるべく二人以上いた方がいいです。
あんまりまとまりのない文章になりましたが、今回はここまで。
次回もよろしくお願いします。