急拡大する"家族代行”というマーケット
一人暮らしの高齢者が増えています。
爆増しています。
それに伴って、急激な拡大を見せているマーケットがあります。
そしてそれは、今後さらにその拡大スピードを増すマーケットでもあります。
最初に言っておくと、介護ではありません。
もちろん介護は今後もその需要が拡大していくと思われますが、
そんなわかりきったことに敢えてここで触れる必要もありません。
では、その仕事とは何なのか?
それが”家族代行”です。
このnoteではビジネスのことや、就職や転職、
副業についてをメインに書いていきます。
今回はその第一弾となります。
繰り返しますが、このマーケット、本当に拡大していくはずですし、
それに伴って、関連する仕事の価値も高まっていきますので、
ビジネス的にも見逃せないと考えています。
知っておいて損はないので、ぜひお読みください。
※ちなみにこれは高齢者を騙そうとか、お金稼ぎの対象にしようとか、
そういった内容の記事ではまったくありません。
あくまで仕事の価値としてのお話となります。
それでは、家族代行というマーケットや、
関連する仕事がなぜ強く求められるのかについてお話ししていきます。
一人暮らしの高齢者が増えています。
この一人暮らしの高齢者は、
家族がいなくて困るケースがたくさん出てきます。
たとえば、
自宅で1人倒れても誰も見つけてくれません。
認知症になっても誰も気づいてくれません。
ご飯作れなくなっても、代わりに作ってくれる人がいません。
洗濯や掃除ができなくなっても、代わりにやってくれる人がいません。(ゴミ出しができずゴミ屋敷になる例など)
通院したくても、自分1人では歩けません。
などなど。
え、ヘルパーさんがいるから大丈夫では?
でも、、、
ヘルパーを呼ぶための介護保険の利用申請が、複雑な為にできません。
というケースもあります。
え、それなら、老人ホームに入ればいいのでは?
これ知らない人が多いのですが、一人暮らしの高齢者は、
老人ホームに入れないことが多いです
それは、身元保証人となる家族がいないからです。
身元保証人というのは、
老人ホームの利用費を支払ったり、
老人ホームからの緊急連絡に対応したり、
亡くなった後に遺体を引き取ったり部屋の片づけをしたり、
といった役割を担う人のことです。
これやってくれないと、老人ホームは困っちゃいますからね。
ほとんどの場合、これは家族がやります。
だから、家族がいない人(身元保証をしてくれる人)がいない人の場合、
「入所する前に断っちゃう」ということが普通にあるんです。
親戚に頼もうにも、家族どころか身寄りがない人も多いし、
親戚がいても「あなた誰でしたっけ?」くらい疎遠かもしれないし、
友達にこんな大変なこと頼むのも気が引けるしで、
「身元保証人いないから老人ホームに入れない!」
って人がけっこういて、これからさらに増えていくのです。
ちなみにこれ、病院もまったく同じです。
「身元保証人いないから入院できない!」
ってケースが増えてきます。
入院できないから手術もできないし、
手術できないから病気もそのままとか普通にあり得ます。
すると、
自宅で1人倒れても誰も見つけてくれません。
認知症になっても誰も気づいてくれません。
ご飯作れなくなっても、代わりに作ってくれる人がいません。
洗濯や掃除ができなくなっても、代わりにやってくれる人がいません。(ゴミ出しができずゴミ屋敷になる例など)
通院したくても、自分1人では歩けません。
ってことになりかねません。
だからこそ、です。
"家族代行”というマーケットが急拡大しています。
その拡大スピードは当然、一人暮らしの高齢者の増加に比例します。
生涯独身、離婚、死別だったり、
子供は都会に出て家族を作り家に寄り付かなかったりなど、
私たちを"一人暮らしの高齢者”にする要素はふんだんにあります。
そんな時代にあって必要なのは、家族代行です。
具体的には、お金を払って、
家族の代わりに身の回りのことをやってくれる存在です。
自宅で1人倒れたら、見つけてくれる人
認知症になったら、それに気づいてくれる人
ご飯作れなくなったり、洗濯できなくなったり、掃除できなくなったら、代わりにやってくれる人
通院に付き添ってくれる人
老人ホームに入ることになったら、入院することになったら、
身元保証人となってくれる人
そういった家族代行サービスを、
お金を払って利用するのが当たり前、という時代が来るはずです。
実際、家族代行サービスを提供している会社はすでにあります。
イオンライフ
NPOりすシステム
認定NPO法人 きずなの会
一般社団法人 終活協議会
シニア総合サポートセンター
などなど。
こういった会社、まだまだ知名度はありませんが、
これからかなり存在感を増してくるはずです。
各社のサービスを具体的に確認してみると、
どういった需要があるのかが見えてくるので、
ぜひ見てみてくださいね。
こういった状況はメディアでも取り上げられているので、
こちらを紹介しておきます。
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