SHIMOKITA ⇄ HONG KONG DÉRIVE 香港の都市園芸家と歩く下北沢(再)開発地


マイケル氏による香港心理地理学的地図

2022年12月20日(火) 

話者:マイケル・ルン(香港)
話者/通訳:江上賢一郎(福岡)
ガイド/店番:ハーポ部長(下北沢)

・参加費無料
・気流舎でドリンクオーダーお願いします。
・15時〜17時まで気流舎は閉まっている可能性高いです。
・漂流コースはあくまで目安なので、脱線・逸脱していく可能性も高いです。

★漂流コース
気流舎→BONUS TRACK(下北線路街)→アートギャラリー「SRR Projects」(NANSEI PLUS)→シモキタ園藝部こや・ちゃや(NANSEI PLUS)→ののはら広場(NANSEI PLUS)→→シモキタエキウエ(小田急線駅上)→ミカン下北(京王井の頭線高架下)→空き地(下北線路街)→reload下北沢(下北線路街)→駅前広場→気流舎

★スケジュール
14:00 気流舎開店
15:00 気流舎出発
17:00~18:00 気流舎でトーク
18:00~ フリータイム(自由解散)
22:00 閉店


若者の街、古着の街、演劇の街、音楽の街、カレーの街...と様々な異名を持つサブカルの聖地、下北沢。

ここ数年の再開発によって、街はどのように変化したのか。

従来の再開発とは一線を画す「サーバント・デベロップメント(支援型開発)」の跡地を、香港の都市園芸家と福岡の文化研究者と歩きます。

街を1~2時間ほど漂流した後に、気流舎で体験のシェア。そして、香港の都市開発/抵抗の実践ケースを、様々な国の都市空間をリサーチしている江上賢一郎氏が、ゲストのマイケル・ルン氏にお聞きします。

下北沢の(再)開発地帯を効率よく廻りたい方、下北沢と香港の都市園芸の実践に興味のある方、シチュアシオニスト気取りでデリーヴしたい方、単に平日昼間に暇している方、どなたでも気軽にご参加ください。タイミングで途中参加、途中離脱可能です。

※漂流(デリーヴ)とは?
ギー・ドゥボールを中心としたシチュアシオニストによる対抗的街歩き。1人から2、3人、多くても4、5人のメンバーにより、数時間から1日のあいだ、都市の心理地理学的な起伏、流れ、渦に身をまかせ、地域を歩きまわるリサーチ方法。歩くことによって行政上の地区、産業によって変形された都市とはまったく別の、生きられた地理を浮かび上がらせる試み。

漂流の理論
アンテルナシオナル・シチュアシオニスト第2号(1958年 12月)
https://situationniste.hatenablog.com/entry/20061016/p1

 (デリー部 ハーポ部長)

★プロフィール

マイケル・ルン(デザイナー/アーバン・ガーデナー)
ロンドン生まれ。2009年よりデザインの修士号取得のため香港に拠点を移す。2013年から九龍旧市街のビルの屋上で都市農園と養蜂のプロジェクト「HK Farm」を開始、油麻地コミュニティのビジュアルマッピングや、屋台での移動式手作りショップなどを展開。デザインを介して極小、高密度、高家賃の切り詰められた都市空間の中で、どのように農的生活や公共圏を再-創造できるかという彼の思想は、商業主義とは異なる路上や生活圏に根付いたデザインのあり方を私たちに提示してくれる。

マイケル・ルン インタビュー:養蜂、都市農園、 社会問題への取り組み。 そして、物語を紡ぐこと。
https://offshore-mcc.net/interview/706/?fbclid=IwAR0qkj6ThRCGhgy0QDfXEuD_c4rWgm_icnS1UPDz23GNDk4rEJZjADdjzHU

江上賢一郎(文化研究)
1980年福岡県生まれ。早稲田大学、ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。留学中よりアートとアクティビズム、オルタナティブな自立空間のリサーチを開始。現在はドローイング・写真制作、アジア圏を中心としたオルタナティブスペースのリサーチとネットワーク作りを行っている。訳書にデヴィッド グレーバー『デモクラシー・プロジェクト』(航思社)、論考に『Art of the Nuclear War – Collective Creation and Movements』, Creative Space-Art and Spatial Resistance in East Asia, 2013, DOXA, Hong Kong

http://www.kenichiro-egami.com/

いいなと思ったら応援しよう!