レコード&トーク Vol.2 『キング・タビー──ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』刊行記念 キング・タビーのダブオロジー編(Deejay 鈴木孝弥)
現在、世界中に浸透しているあらゆる音楽ジャンルの直接的な祖先ともいえる「ダブ」。その発明者であり、ポピュラー音楽の大革命家でありながらも今まで秘密のヴェールに包まれてきたキング・タビー(オズボーン・ラドック)の本がついに刊行されました。日本語で丸ごと一冊キング・タビーのことが読めるなんて、これは事件です(貴重な写真も多数)!
ということで、訳者の鈴木孝弥さんをお迎えし、『キング・タビー──ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』(著者ティボー・エレンガルト)の刊行記念イベントを行います。前半は、アナログレコードでタビーのダブワイズを実際に聴きながら、ディレイ、リヴァーブ、フライヤーズ、ハイパス・フィルター、MCI、ビッグノブ...などタビーサウンドの特徴を他のダブマスターとも比較しながら検証していきます。後半は、タビーを中心にしたルーツ・レゲエ、ダブ、サウンド・システムの魅力を話してもらいます。
本イベントは予約制(定員10名)です。先着順ですが、気流舎でキング・タビー本をお買い求め(当日購入予定可)の方が優先になります。ご予約は気流舎のX、インスタグラム、FBのDMへお願いします。お名前と気流舎でのタビー本購入の有無(予定含む)をお書きください。
日時:2024年6月28日(金)
19:30~21:30(18時開店、23時閉店)
会場:気流舎(下北沢)
会費:投げ銭制
ドリンクオーダーお願いします
申込:予約制(気流舎での購入者優先)
企画・店番 ハーポ部長
Deejay
Koya Suzuki/鈴木孝弥
1966年生まれ。音楽ライター、翻訳家(仏・英)。主な著書・監著書に『REGGAE definitive』(Pヴァイン、2021年)、ディスク・ガイド&クロニクル・シリーズ『ルーツ・ロック・レゲエ』(シンコー・ミュージック、2002 /2004年)、『定本リー“ スクラッチ” ペリー』(リットーミュージック、2005年)など。翻訳書にボリス・ヴィアン『ボリス・ヴィアンのジャズ入門』(シンコー・ミュージック、2009年)、フランソワ・ダンベルトン『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と女たち』(DU BOOKS、2016年)、パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター『ジャズ・ミュージシャン3つの願い』(スペースシャワーネットワーク、2009年)、アレクサンドル・グロンドー『レゲエ・アンバサダーズ 現代のロッカーズ』(DU BOOKS、2017年)、ステファン・ジェルクン『超プロテスト・ミュージック・ガイド』(Pヴァイン、2018年)、ジョン・F・スウェッド『宇宙こそ帰る場所——新訳サン・ラー伝』(Pヴァイン、2022年)ほか多数。
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