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【エッセイ】 片付けができない 作者あとがき

洗濯物たなびくベランダで、、、

いつもそのようなことを思いながら、
ヒラヒラ揺れる洗濯物のように
どこかに飛んでいけないかしら、、、
と思っていました。

そういう時の空は 決まって明るくて、
遠くの遠くまでを 想像できたものです。

そうして、想像することで 現実から逃避して、
夢の世界に滑りこむ時間が  とても好きでした。
今でも 天気のいい日に 洗濯物を干すことは お気に入りです。

そして、あれほど苦しかった 家族や家庭も
時が経てば、なんだかとても 愛おしいものへと
変わるのだと知りました。

時間が経てば、とはよく言うけども、、、、

何かに行き詰まった時に、
誰か何かのためにもう少し、、、
自分なりの
生きる理由を見つけてくれたら 本望です。



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