第7章:引退まで
1.G団は静謐なところでした
G団には一週間ほどしか居なかったけれど、静謐な良いところでした。
1/20-1/22までは検査入院もしていたので、皆さんと触れ合えたのはほんのわずかな期間でした。
この騎士団に、ゆっくり身を休めることができたら、どれだけ良かったかと思います。
2.6騎士団連盟について言いそびれる
今回の海島で、ノンビリツリーハウス鯖の騎士団は、2つの戦区に配属されました。半数以上が同じ鯖、見慣れた顔でした。
そのほか東南アジア系のサーバからいくつかの騎士団が出場していました。
ファンネルからの調査の結果、A団C団同盟のあるJ戦区も、G団と同盟相手K団や、6騎士団連盟のあるC戦区も、海外サーバの騎士団には敵になるような相手はいなかったのです。
正直いって、A団C団同盟を阻止できる海外の騎士団がないことにがっかりしましたが、C戦区ではG団K団同盟以上なのはB団F団同盟だけでした。
G団K団両団長と、両団の司令官幹部などがいるチャットに招待されたので、その情報を共有しました。
正直いって、6騎士団連盟がどう出てくるのかはわかりませんでした。
このことをD団を追い出された経緯を含めて説明しようとしたら、G団のとある幹部に「そんなこといいから」と言われてしまいました。
G団の幹部のお二人は、時に、こちらの言うことを途中で判断してぴしゃっと遮断してそこまでで判断したことを言ってしまう傾向がありました。
それで6騎士団連盟については言いそびれてしまいました。
3.中島開放日、6騎士団連盟に蹂躙される
1/23、中島開放日、こちらが占領した中島に、D団H団同盟軍が攻めてきました。しかしそれほど苦も無く撃退できました。
加えてB団F団同盟軍が来ましたが、それでもなんとか持ちこたえました。
さらにI団J団同盟軍がきたとき、崩れていきました。
結局その日は、中島どころか小島も失いました。
私は「6騎士団連盟というのがあって、攻めてきた騎士団はすべてそれに属している」ことを話しました。
「6騎士団連盟、なんで言ってくれなかったんですか」
と言われたので
「あなたがたが、話そうとしたときぴしゃっと押しとどめたんですよ」
というと、幹部の一人が「そういう話は他団(同盟相手のK団)が居るところで話さず、情報を整理してから言おう」と個チャに案内されました。
4.G団を去る
「話し合おう」とその人は言いましたが、実際は話し合いではありませんでした。
その人がいったことで、要望など「わかりました」と言えることは「そういう話は他団(同盟相手のK団)が居るところで話さず、情報を整理してから言おう」ということだけで、私は個チャに移ったのでそれは了承したのです。
「話し合う」と言っておきながら、「あなたの態度がどう」「あなたは私たちの言い方に注文をつけられる立場じゃないの」「へらへらするな」「自分の情報がそんなにすごいと思ってるのか」「話し合う態度じゃない?話し合うっていったのはあなたを立てただけ」等、こちらを否定する言葉ばかりでした。
「あなたはそんなんだから団を追い出されるんだ」「団長にいって追い出してやる」等も言われました。
それは恫喝だというと「恫喝だなんて侮辱するな、恫喝って言葉を調べてから言え」とも言われました。
(「追い出してやる」とかは十分恫喝です。しかもその権限はない。)
「このチャットのスクショをワルチャに貼ってやろうか、どちらが正しかわかるから」とか言ってたけど、相手はそうしませんでした。
貼っていいのならと私もスクショを取っていますが、おそらくスクショを貼ったらどちらが悪いのかといえばその人の思うのとは逆に判断されるでしょう。
(スクショは40枚以上になりました。4時間ぐらいずっと罵られつづけたのです。それは検査入院とはいえ入院あけの私にはきつかったです。)
おそらく「そんなんだから団を追い出される」なんて、その人も本気で思っていません。でも私の弱みとしてナチュラルに持ち出したのでしょう。
その人だけじゃない、持ち出す人はいるでしょう。
その人がそんなことをしたのはおそらくですが、「人の話を途中までしかきかずに判断する癖」を、他の人間がいるところで暴露されたからだと思います。
また、私の情報についても執拗に否定してきたので、例の他サーバ調査資料を出せる私が自分の立場を脅かすのではないかという不安もあったかもしれません。
(これはD団でも私を一番あしざまに言ってたのは司令官の人だったそうなので、そういう不安をあおるものなのでしょう。
私はこの資料で自分を特別扱いしてほしいといったことは一度もないのに。役に立つなら使ってよい結果を出してほしい、とみんなのために出しているのに。むしろ司令官や参謀の人に使ってほしいものなのに。)
私はG団を、体調不良という理由で辞めました。
団長にだけ、その方が恫喝にちかいことをしたため、と伝えました。
どうしてかというとその方はG団の主要戦力であり、その方の樹縁の方もそうだからです。
私が何か晒してその方がお辞めになる、樹縁の方もお辞めになる等があれば、G団に迷惑がかかります。
優しく入団を許可してくださったG団団長に迷惑をかけたくなかったのです。
5.引退を決める
私はこのゲーム自体を辞めることにしました。
私は決して恥ずかしい理由で団を抜けたり追い出されたりしたわけじゃないのです。
それを書こうと思いました。
でもそれを書けば、大規模な暴露となります。
この人手不足のサーバでは、団を追い出されまくる札付きであっても、誘ってくれる団はありました。
でも団長に直言しまくる、そしてそのことをこうやって暴露するようなプレイヤーをどこの団長もひきとってくれないでしょう。
周りを見渡すと、仲良しだった人はほとんど引退していました。
もし、タコアートさんが引退していなければ、タコアートさんとSkさんに今までの長い話を話して、私がむやみに団を変えてるわけじゃないことを納得してもらって、ゲームに残ったかもしれません。
Skさんは私に「ねこちゃんは騎士団に何を求めてるの?」と良く言っていました。
求めている団は、自分のエゴで団員を動かそうとしない、公開の場できちんと情報を流す、公開の場での質疑応答を嫌わない、そういう騎士団なだけです。
もしエイト氏があのようなことを言い出さなければ、私は今もA団にいてエイト氏らの下で戦っていたでしょう。
もしB団の北氏かウルフ氏が「うまくいくかわからんけどとりあえず存続するぜ」とでも言ってくれたら、私は今もB団にいてYさんを待っていたでしょう。
もしD団のEX氏が・・・いやこれは無理そうです。
6.私の動機は
このツリネバの世界の中で、どんなに悪く言われても、Yさんが装備を外して辞めていたのを見たあの瞬間よりは辛くはないです。
ではYさんに出会わなければ、B団に逃げ込んでYさんの優しさに触れなければよかったかといえばそうではないです。
Yさんが辞めてしまう前に、Yさんがいかに素敵であるか伝えられなかったことを悔やんでいます。
そんなにきらびやかな装備でなくても、そんなに強くなくても、指示が間違っていても、そんなことより、逃げ込んできた人にやさしい、それだから素晴らしい指揮官だったと、伝えられなかったことです。
復讐も、その自分への悔しさからきていました。
そしてC団への復讐は、C団の元団長さんの聡明さで回避されました。
B団への復讐は、B団のフレンドさんが、B団の現状を説明してくれたことで消えました。
では、A団への復讐はどうでしょうか。
1月頭に小島を取るのがやっとだったことを見て、果たされたのでしょうか?
実は1月の頭に、私は驚きの出会いをしていたのです。
第8章:驚きの出会い に続く
注:
この話はTree of Savior Neverland (通称ツリネバ)というゲームの、ノンビリツリーハウスというサーバの内部の話です。
出てくる団名、人名はすべて仮名です。
団名はアルファベットですがイニシャルではありません。
人名も仮名です(アルファベットの方もイニシャルとは限りません。)