第6章:6騎士団連盟?
1.妙なことを聞いた
6騎士団同盟という妙な単語を聞いたのは年明けぐらい、水面下で進めていた団活で、とある団の団長さんから聞いたのでした。
「D団、それに加わるようですよ。うちはそれには加わりませんでした、メリットが感じられませんでしたので」とその方はおっしゃいました。
また最後にお世話になったG団の団長さんも同様におっしゃいました。
私もそれには同意でした。
それは1番と2番しか得をしません。
ひょっとしたら自力ではほぼ中島が絶望的な騎士団であればわずかでも中島が取れる可能性が上がるかもしれません。
でも自分と同盟相手で中島がとれそうなD団ではほとんどメリットを感じません。
盟主のB団ないし、最近力を伸ばしているF団との同盟であれば良いけれど、B団F団が同盟し、D団がそれ以下の団との同盟であれば、大島を取る可能性を完全に捨てるということになります。
(今回、期間が2週間長いため、大島を攻める週が3週間あることになり、順繰りに大島を取りましょう、とかだともっとまずいなとちらっと思ったけれど、まさか1週間だけの大島占有で喜びはしないだろう、と考えていました。しかし後から知ったことですがそのまさかだったのです。)
中島が取れることが確実になるかといったらそうでもありません。
もし強い相手が2つ以上あった場合は、せっかく連盟を組んでも「ごめんなさい自分たちも攻められていて援軍出せません」ということになります。
最悪、自分たちは援助して領土を落としたのに、相手は援助してくれない、ということすら考えられます。
そんな、どう考えてもメリットよりデメリットが大きい連盟を、EX氏は受けてしまったのです。
しかも少し後になって知ったことですが同盟相手はB団でもF団でもなく、前シーズンの同盟相手だったE団と同格ぐらいのH団でした。
私は心底がっかりしました。
2.これを提唱した方はどなたでしょう
この、B団の、6騎士団連盟を提唱した賢い人は、D団の戦力およびEX氏の力量をよく見定めていました。
その人にとってD団は三下だということです。
愚かで心弱く人にいい顔をしたいだけのEX氏がわざわざ餌になりにくるということもわかっていたのではないかと思います。
こんな賢いことを、あのリーダーシップをとることが全くできなかった北氏が考えるとは思えず、B団にいるフレンドさんに聞きました。
B団のフレンドさん曰く
もちろん北氏の提案ではない、北氏はお飾り、団員との距離感がはんぱない
この六騎士団連盟を提唱したのは××さんではないかと推測する
とのことでした。
フレンドさんがおっしゃった××さんかもしれないし、他の方かもしれない、
あるいはみなさん複数の力かもしれない。
でも私はあなた、あるいはあなたたちを尊敬します。
自分の団の利益を追求し、団をよくすることに尽力してきたあなた、あるいはあなたがたは賞賛に値するし、大島を取るにも値します。
北氏に名誉がいくのだけは納得できないけれど、私は、根気強くB団を維持し発展させてきたあなた、あるいはあなたがたに感謝します。
本当は私も、帰ってこないとはわかりつつ、そこにいて、Yさんの帰りを待ちたかった。
それは叶わなかったけれど、でもB団が壊れなくてよかった。
B団が壊れてしまったら、それをYさんが聞いたらきっと「自分が去ったせいだ」と悔やむでしょうから。
B団がまたかつての精強さをとりもどし、大島をとったなら、それをYさんが聞いたなら「自分が去ってもみんながよくやってくれた」と安心するでしょうから。
北氏か、ウルフ氏に「団を維持します」と言わせようとした私が短慮すぎただけです。
私がB団を去った翌日、北氏に「どうする気だ」と迫り、それでも決定ができなかった北氏や幹部らにかわって、団員の多数決を提案した賢い方はどなたなのでしょう。
私が声を上げたことが翌日のこの行動につながっていれば嬉しい限り。
B団のフレンドさんの話を聞いて、私はB団への恨みを捨てました。
北氏やウルフ氏には思うところはあるけれど、B団そのもの、あるいはB団を復興させた人たちには感謝しかないのです。
2.5.追記
・・・と下書きで書きましたが、2月の上旬、私が引退したあとの、EX氏のXのツイートを見て仰天しました。
「新しい遊び方と皆様の協力で大中小島取って世界の頂点に立ちました」

調べると、
1/27の週はB団&F団、2/3の週はD団&H団、2/10の週はI団&J団が大島を占有していたのです。
お互い相手を攻撃しないようにして、島をとるのを手助けして、もちまわりで大島占有させていたのです。
これは談合だし、ゲームへの興味を著しく下げます。
最終日(この記事の投稿日だね!)は3同盟で仲良く争うということを小耳にはさみました。
でも、戦力から考えて大島を取るのはB団&F団になるでしょう。
こんな恥ずかしい勝利を、しかも一週間だけの大島占有をツイートして喜べるEX氏に心底軽蔑感しかわかないし、追い出された私はまともだったと思います。
こんな人に、まともな手段で大島を取らせようとしていた自分が、自分ながらちょっとかわいそうになりました。
またB団にいる6騎士団連盟提唱者については、とても賢くて、サイコパスだと思いました。
おそらくその人は団長の北氏が大嫌いなのだと思います。
少しでも団長が好きだったら、こんなことをさせないでしょう。
この不名誉な勝利は、C戦区に配属されたすべての騎士団が見ています。C戦区はノンビリツリーハウス鯖の半数の騎士団が参加しています。そこから鯖全体に伝わることでしょう。
また東南アジア系のサーバも参加しています。
談合を主催した最低な奴として、北氏は広く認識されることでしょう。
北氏を生贄に、B団とF団の人たちは「自分たちは団長についていっただけ」と意気揚々とフォルネウスに乗ることでしょう。
あなたがたはそれに値します。
でもその状態のB団を、Yさんには見てほしくない。
1月下旬、B団が大島を制したことを聞いて「これを聞いてYさんが見に来るだけでも戻ってくれないかな、それを一目でも見れないかな」って思いました。
でも今は、そんなB団を見てほしくないと思っています。
3.D団を追放される
私は、G団に移籍を決めました。
移籍の前に、D団の人たちにご挨拶をして、紹介したフレンドさんも顔つなぎして去りたいと思いました。
EX氏には
「同盟をされたのは団長の判断ですのでどうとも申しませんがくれぐれも団員の利益を考えて動いてください」
と伝えました。
E団のK子氏ひとりにも強くいえないEX氏です。
他5騎士団に強く言えるわけがない、でもくれぐれも団員の利益を考えて行動してほしい、それだけだったのです。
これがなぜ、いきなり追放されるほど激高させたのか、わかりませんでした。
エイト氏に言った「ゲーム脳のバカ」、北氏に言った「あなたが二日後C団にいても驚かない」よりはずっとましな言葉です。
(今は何となくわかります。
そのときに大島持ち回りで占有が決定していたかどうかはわかりませんが、この同盟が疚しいものだったということでしょう。)
EX氏は当たりの柔らかな人でしたが、自分に甘い人でした
もう少しそれを早く悟っていたらフレンドさんを紹介しなかったです。
私を追放したことは全然怒っていません。
私は団の人が強くなることを目指していると思って言っていました。その観点からは私の発言は間違っていないと思います。
しかし古参の人がいったように、団の人の目的が、より多くの報酬を目指したり強くなったりすることじゃなくて、ふがいないバツあり30男をヨシヨシしてあげることを目的としそれを楽しんでいるのであれば、私は全く余計なことをしていたのです。
(そして談合で手にしたわずか一週間の名誉をXにポストして喜ぶような人をもしヨシヨシし続けるとしたら、正直って恥の集団だと思います。)
ただ、Xさんを守れなかったことは怒っています。
私を追放できるなら、Xさんやそれ以前に団員と何度もトラブルを起こして辞めさせていたKB氏を追放できたはずです。
「一度団員になったんだから俺には追放できない」なら、それは「団員を傷つける団員がいてもボク痛くもかゆくもないし追放して恨まれたくないからボクできないもーん」ということですし、それでいて私を追放できるのなら「ボクの欠点をがっつり指摘するやつなんて追放だもーん」というだけのことです。
問答無用で追放されるなら「蓮舫のパシリから石丸の太鼓持ちにクラスチェンジですか?」と言ってやればよかったと思っています。
第7章:引退まで に続く
注:
この話はTree of Savior Neverland (通称ツリネバ)というゲームの、ノンビリツリーハウスというサーバの内部の話です。
出てくる団名、人名はすべて仮名です。
団名はアルファベットですがイニシャルではありません。
人名も仮名です(アルファベットの方もイニシャルとは限りません。)