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消えかかる記憶の片隅に

もうあの頃の温もりを
感じることはできないけど

暑い夏が近づくと いつも思い出す

無性に寂しくなる波が 押し寄せる

君の存在はいつまでも消えない

消えかけの記憶だとしても

忘れない

一文字でも頭の奥に
残っていれば いいんだ

それだけで いつも安心できるんだ

どんな日も 明日は自動的に来る

生きていれば

いつまでも笑っていられるように

心の中から 残った思い出
引き出して

君の思い出が 見えてくる

音に想いを
写し出したくなるんだ

そしたら波はすぐに去るんだ

君のために笑っているよ

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