【観戦日記】2019プレナスチャレンジリーグ プレーオフ順位決定戦 9位~12位 第3節
南津守で行われたチャレンジリーグ残留争いは2-1でセレッソ大阪堺ガールズが勝利。チャレンジリーグ残留を勝ち取りました。
メンバー
U-16日本代表に選手が選出されたためか、ベンチメンバーが3人のみ。スタメンには中学2年生の選手もおり、中学生と高校生がピッチで大学生と対峙する形となります。
試合雑感
試合開始からボールを保持したのはセレッソ。新潟は4-4-2でブロックを組み、前線2枚も前からプレスに来ることはなく、セレッソのCHへのパスコースを切りながらサイドにボールを誘導。
そのため、セレッソは後ろではボールを持てるものの、相手陣を切り崩すところまではなかなか行けずに膠着状態となりました。
そんななかで、38分、セレッソの右SBの背番号40番山内選手がハーフラインを越え少し行った辺りでボールを持つと、相手のGKの位置を見ていたのか右足一閃。ボールはゴール枠内を捉え、新潟GKがギリギリで弾き出すもこぼれ球を背番号49番楠選手が押し込みセレッソ大阪堺ガールズが先制に成功しました。
ベッカムのロングシュートを彷彿とさせるような岡村選手のキックはシュートだったのかはたまたアーリークロスだったのか、本人のみぞ知るところ。
その後、新潟のシュートが枠に嫌われる危ない場面を迎えることもありながら、1-0で前半終了。
後半は勝つしかない新潟に攻め込まれる場面もありながら身体を張った守備で耐え抜くと、新潟の決定期がクロスバー直撃となったところから、セレッソのカウンターが炸裂。
背番号37番木原選手が抜け出しGKと一対一に。冷静にへとボールを流し込むシュートを放ち、セレッソが待望の追加点ゲット。ピンチの後にチャンス有りとはよく言ったものです。ちなみに木原選手のチャントはブルメンチャント。
試合終了間際にはセレッソの選手が足を吊る場面も出てきた中で、セレッソの選手一人がピッチ中央で痛んでいる間に新潟にゴールを決められる苦しい流れに。
しかし、その後は新潟にゴールを許さず。
結果、2-1での勝利。チャレンジリーグの順位は10位となったことで晴れてチャレンジリーグ残留を成し遂げました。
ひとりごと
中高生主体でありながら、大学生相手に立派に勝ちきった年齢差を感じさせないその姿はとても素晴らしかったです。
セレッソ大阪堺ガールズの池田監督は試合中、ポジション取りを意識する掛け声が多く、丁寧にビルドアップする姿はチャレンジリーグを戦っていた頃のレディースのようでした。
セレッソ大阪堺ガールズの選手の皆さん、チャレンジリーグ残留おめでとうございました。