明和電機 ナンセンスマシーン展
沖縄旅行の最中、台風によりマリンスポーツが出来なくなって予定がなくなってしまったので急遽行ってきた。
結果、行けて良かった。ありがとう台風。
絵画が並んでいる美術館は嫌がる子どももこの展覧会は楽しかったようで最後の楽器が触れるコーナーで延々と遊んでいた。最終的にはオタマトーンを買わされたのでまんまと術中に嵌まっている。
自分としてはこれをキッカケに読んだ魚コードのコピー問題の記事に出会えたことが最大の収穫だった。
この中で語られている社長の歴史観がすごく面白かった。生物とコピーについてや、コンテンツとツールの発展の流れについて社長の考えが書いている。その正誤がどうかは分からないにしても、世界をどう捉えるかが自分の中に確立している感じがした。
展覧会自体について
何の下調べもせずに行ったので、明和電機ってそもそも何?状態。ただ社長の大学生時代の作品から展示されていたので入りやすかった。アーティストかどうかすらよくわかっていなかったので、美大生だったというところで先ず1驚き。
大学生時代の作品に続いて、魚器シリーズ、エーデルワイスシリーズ、ボイスメカニクスシリーズ、ツクバシリーズ、トイシリーズと活動の変遷を追う形になっている。
なかなかに文章量が多くて楽しかった。特にどういう考えでこの作品を作ったのかが書いてあることが多く、ナンダカヨクワカランで終わらずに作品を観ることが出来た。
その中でも楽器コーナー手前にあった箱シリーズ?に惹かれたんだけども、今現在進行形のものだからかあまり情報量がなくて残念。ネットにもあまり書かれていない様子。これから箱の世界をもっと展開してくれたら楽しそうと思った。
箱ってどこか惹かれるんだよなぁ。
あと明和電機って作品といい、A4のメモ?といいアナログな印象があるからAIってどうなんだろうと思ったらインタビュー記事があった。自分のメモを全部読み込ませるなんてことを考えているそうでこれもどうなるか楽しみ。
SNSやウェブサイトでの発信の多いアーティストなのでこれから情報の追っかけ(イベント行くとかない気もするけど)しようと思った良い出会いだった!