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鴨川みたいな場所

ソウルには漢江、京都には鴨川、神戸にはメリケンパークといった感じで、私が今まで思い出を作ってきた土地には大体ゆっくりできる水辺がある。
地元でも、河川敷でただひたすらぼーっと時間をつぶせるようになっている。

私はこういう空間が好きで、多分こういう空間がない土地には住めない。
息が詰まった時に休憩できる場所が絶対に必要だと思う。それが水辺であればなお良い。水って流れているのを見てるだけですごく落ち着くし、あの感覚は他では出会えない気がしている。

似たような感覚で出来るヒーリングとして、市民プールとかに行って泳ぐことも一つではあると思うのだけど、競泳をやっていた時の影響であまりその選択肢は取りたくない。未だにプールを見ると嫌な気持ちになる。泳ぎ始めればすごく楽しくなってくるんだけど、入るまでのハードルがめちゃめちゃ高い。
そういう理由もあって、川とか海を眺めている方が好きだし、用事もないのによく河川敷に出かけている。

今住んでいる学校の寮からは、漢江の水辺まで歩いて一時間ぐらいなのだけど、散歩をするにはちょうど良いし、考えを整理したりするためによく行っていた。今はまだ暑さが残っているのでそこまで散歩したりはしていないけど、もう少し涼しくなったら再開しようと思っている。
ソウルは大都市なのに自然が至る所にあって、そういうところが好き。

昨日は前回書いた友達と昨日漢江でラーメンとチキンを食べ、ビールを飲み、お互いの写真を撮りあったりした。
他の漢江公園と違って外国人が本当にいない場所に行ったので、私たちが日本語で話すたびに注目を集めてしまうのは恥ずかしかったけど、漢江で十二時過ぎまでゆっくり楽しめて本当に良かった。
こうして友達と遊んでるとすごく日本に帰りたくなる。
普段の生活を送りながら帰りたいと思うことはかなり減ってきたけど、日本の友達と過ごすと一気に寂しくなる。私も一緒に日本帰りたい、と思ってしまう。

そんなこと言ってても年末までは帰れないので、年末までしっかり頑張って忘年会に何とか出席できるようにしよう。
忘年会でお話がたくさんできるように、色んな話のネタを作るのもかねて大学院生活楽しく過ごしてみよう。

今日の写真は漢江で友達が撮ってくれたやつ。

ぐしこ

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