『おもち』 〜親子であそべる絵本〜
こんにちは。
千葉県流山市にある、いちばんはじめの親子のコミュニケーションスクール「きいろいぼうし」の中村ともみです。
おしゃべり前の赤ちゃんとママ・パパのコミュニケーション、ファーストサインのレッスン風景や、元司書として絵本や読み聞かせについて、そして、4歳の男の子を育てる日常をお伝えしています。
きょうも子どもは元気いっぱい。子どもと一緒になにをしようと、お悩みはありませんか?
そこで、元・司書でファーストサイン講師として小さなお子さんと「あそべる」本をご紹介したいとおもいます。
本日は、こちら。
『おもち』彦坂有紀 もりといずみさく(福音館書店)
この絵本では、おもちが網の上で焼けるようすが精密な絵で再現されています。
おもちが焼けてふくらんでいく。
おとなにとっては当たり前のことですが、子どもの目線に立ってみると、
火にかけるだけで形が変わるなんて!
あんな固かったものがふんわりやわらかくなるなんて!
なんで、ベトベトくっつくようになるの?
とってもふしぎ。
目を輝かせて見入ってしまうはずです。
火鉢を用意するのはむずかしいですが、オーブントースターで観察するのもいいですよね。
おもちを食べるのは小さなお子さまには難しいですが、3歳ごろからは小さく切って食べる練習をはじめてみてくださいね。
目の前で形が変わったあつあつのおもちを食べる。
冬だからこそのごちそう、親子で味わってみてくださいね。