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手のひら絵本であそんでみよう
こんにちは。
千葉県流山市にある、いちばんはじめの親子のコミュニケーションスクール「きいろいぼうし」の中村ともみです。
おしゃべり前の赤ちゃんとママ・パパのコミュニケーション、ファーストサインのレッスン風景や、元図書館司書として絵本や読み聞かせについて、そして、4歳の男の子を育てる日常をお伝えしています。
待ち時間をどう過ごすか
レストランで注文したお料理が運ばれてくるまでの間、病院で診察やお会計の順番がくるまでの間、ママがいろいろと工夫して準備しても不意にやってくるのが、待ち時間。
そんなとき、何をしていますか。
そのへんにある紙とペンでお絵描きをする?
スマホやタブレットで動画を見せる?
それとも、静かにして!と言うだけで終わりにしちゃう?
もし、待ち時間をもうちょっと楽しい時間に変えたいと思ったら、こんなあそびはいかがですか?
手のひら絵本のやりかた
やりかたはとってもかんたんです。
まず、手のひらを合わせます。そしておもむろに開きます。これで「手のひら絵本」の完成です。
実際に「手のひら絵本」であそんでいたわたしたち親子のある日の会話を再現してご説明しますね。
息子「ある日、ぼくと新幹線と救急車があそんでしました」
わたし「三人は、散歩することにしました。すると…」
息子「お花を見つけました」
(手のひらを一度閉じて、また開く。ページをめくる動作です)
わたし「そのお花は…」
息子「桜のお花でした。とってもきれいでした」
(ページをめくる動作)
わたし「桜のお花を見つけた三人は…」
息子「花びらをたくさん集めて、ケーキをつくりました」
(ページをめくる動作)
わたし「三人はつくったケーキを…」
息子「お母さんにあげました」
(手のひらを閉じます。おしまい、の合図)
この日は息子の手のひらを絵本に見立てていたので、息子が物語の終わりを決めて、じぶんで絵本を閉じていました。
手のひらだけで、こんな遊びができるんです。
これは4歳の息子とのやりとりなので、お子様の月齢によっては壮大なアドベンチャーを共同制作してみたり、あるいは、ママ自身が主導してお子さまを主人公にした物語をつくってみたり、と、いろいろなアレンジが楽しめると思います。
子どもを主人公にしてみる
子どもは、じぶんが物語の主人公になるというだけで、うれしいんですよ。
そんなうれしい物語を大好きなママと紡ぐことができるなんてこれほどうれしいことはありません。
たいくつだ、と思っていた時間が不思議なことに、親子のかけがえのない時間に変身しました。
道具も電源もいらないこの遊び。
ぜひ親子でたのしんでみてくださいね。
いちばんはじめの親子のコミュニケーションスクール「きいろいぼうし」
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